雲間の朝日に想うこと


< 実は嬉しかったですか >


極稀に、
著しい変化が生じる事は、
在るのだけれど。

大抵は、
然程大きな変化など、
無いから。




嘗てと、
明らかに異なって居る、
振る舞いへ。

違和感と、
警戒感を、
抱かざるを得ない。






其れ故に。





急な誘いへの、
其の、
素早い応答や。

急な、
待ち合わせ場所の変更に応じた、
素早い行動に。


 「珍しいじゃん。」
 「如何したの?」


俺は。

想わず、
疑問符を放って了う。



















 「え?」
 「ちゃんと彼氏と別れられたの?」

 「別れたよ。」
 「今も時々メールは来るけれど無視。」


ベトナム料理と
麦酒と、
そして近況を。

交互に口にする、
其の、
口調や調子に。


決して、
疑問符は見当たらないのだけれど。










 「そんなに変?」

 「うん。」
 「変。」
 「雪降らん?」


其の顔を、
眺めながらでも。

矢張り、
気持ち悪さを抱いて了うんだね。























久しぶりの誘いだから。

唯、
嬉しかったのかな。


花見の彼女は。





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References
 Apr.14 2007, 「ずれ続けるのでしょうか」







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2008年06月22日(日)


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History
2006年06月22日(木) 満を持した崩壊でしょうか
2005年06月22日(水) 波乱と感じるべきなのでしょうか
2004年06月22日(火) 相手の笑顔は誰が創るのでしょうか
2003年06月22日(日) 想いを返せぬ時なのでしょうか





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