無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2004年07月01日(木) 病みあがりの人生

 体調は万全でないものの、今日は何とか出勤。
 けれど、目眩と頭痛と吐き気は一日中治まらず、溜まった仕事を片づけながら気分はずっと鬱のままだった。
 出入りの業者さんと、トンガリさんのことであまり嬉しくないやりとり。取り引きのいろいろ、これまではトンガリさんを通してやってたのだが、いろいろと芳しくないことをしてくれていたので、直接、私と交渉するようになっているのである。こないだの会議で、「私が悪いんじゃない、業者が困ってたから……(これ以上は書けねえ)」と自分のナニを全て業者におっかぶせようとしてたんで、このままじゃ自分の方がヤバい、と業者さんも勘付いたのだろう。
 ともかく、現在、経理のいろんなところでブラックボックスができちゃっているので、そこを透明にしていかなきゃならないんだけど、肝心なところでトンガリさんがバックレてくれるので、結局は誰かが手助けしてやらなきゃならなくなる。
 ナニが腹立つって、そうやって助けてもらってる本人が、まるで自覚がないってことなんだけどね( ̄△ ̄#)。

 バスに乗って帰る元気はなかったので、しげに迎えに来てもらう。
 レストラン「さとう」でステーキ。今週は栄養もロクに取れなかったので、ダイエット中とは言え、ある程度補給は必要なのである。
 その前に出すもの出しとかないと、と、注文をしげに頼んでトイレに行った。ちょっとリキが入っていたので(^_^;)、10分ほどして席に戻る。
 「料理まだ来てないの?」
 「あ……ごめん。まだ注文してない」
 「……どうして? かなり時間経ってるのに」
 「ぼーっとしてた……」
 なんだか、様子がヘンである。とりあえずウェイトレスさんを呼んで料理の注文をして(呼ばないと聞きにこないというのも困りものだ)、どうしたのかわけを聞いてみる。
 「寂しかったと。家で泣いてた」
 ……なんか、また鬱にハマりこんじゃったらしい。こちらの体調が快方に向かい始めたかなあと思ってたら今度はこっちか。全くココロの休まるヒマってものがない。
 原因はなんだとか、いろいろ食っちゃべってるうちに、しげ、落ち付いてくる。と言うより、ステーキ食ってるうちに、気分がよくなってきたと言ったほうが正しいかもしれんが。

 帰宅して、しげ、DVD『鋼の錬金術師』を見始めたが、クスリを飲んでいたの1話も見ないうちに落ちる。居間を殆ど占拠するような感じで寝こいていたので(スタイルの具体的な描写は恩情で省略)、無理矢理叩き起こして寝室に行かせる。けれどこちらも体力が限界で、そのあとコロッと落ちたのであった。


 読んだ本、阿智太郎『住めば都のコスモス荘』(やっと原作読んだのである)、マンガ、目黒三吉『低俗霊DAYDREAM』6巻、石森章太郎プロ『銭形平次捕物控』1巻。


 米国映画協会(AFI)が、映画音楽歴代ベスト100を発表。
 ……したんだけど、ラインナップ見てみると、これがどうも釈然としない。いや、1位の『虹の彼方に』、2位『「時の過ぎゆくままに」、3位の『雨に唄えば』などは順当で、納得もするのである(ボーカル曲のみの選出なので、音楽のみの作品のノミネートはなし。だから『エデンの東』や『第三の男』は入って来ていない)。」
 でも、例えば、『卒業』から選ばれたのが『ミセス・ロビンソン』の方で、『サウンド・オブ・サイレンス』が無視されてたり、なんで『南太平洋』から『バリ・ハイ』が選ばれてないんだよ、とか、マリリン・モンローで50位までにランクインしているのが『ダイアが一番』だけとか(『愛されたいの』は? 『帰らざる川』は?)、かなりな「見落とし」があるように思うのである。チャップリンの『ティティナ』が入ってないってのは、やつぱりチャップリン好きってのは日本特有の現象だってことなのかねえ。
 下に50位までのリストを書いておくので、みなさんのご意見もうかがいたいところなのである(さすがに100位まで書き写す元気はなかった)。


1、『虹の彼方に“Over the Rainbow”』(ジュディ・ガーランド)
   ……『オズの魔法使』(1939)
2、『時の過ぎゆくままに“As Time Goes By”』(ドゥーリー・ウィルソン)
   ……『カサブランカ』(1942)
3、『雨に唄えば“Singin' in the Rain”』(ジーン・ケリー)
   ……『雨に唄えば』(1952)
4、『ムーン・リバー“Moon River”』(オードリー・ヘプバーン)
   ……『ティファニーで朝食を』(1961)
5、『ホワイト・クリスマス“White Christmas”』(ビング・クロスビー)
   ……『スイング・ホテル』(1942)
6、『ミセス・ロビンソン“Mrs. Robinson”』(サイモン&ガーファンクル)
   ……『卒業』(1967)
7、『星に願いを“When You Wish Upon A Star”』(クリフ・エドワーズ)
   ……『ピノキオ』(1940)
8、『追憶“The Way We Were”』(バーブラ・ストライサンド)
   ……『追憶』(1973)
9、『ステイン・アライブ“Stayin' Alive”』(ザ・ビー・ジーズ)
   ……『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)
10、『サウンド・オブ・ミュージック“The Sound of Music”』(ジュリー・アンドリュース)
   ……『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)
11、『去って行った彼“The Man That Got Away”』(ジュディ・ガーランド)
   ……『スタア誕生』(1954)
12、『ダイアが一番“Diamonds Are a Girl's Best Friend”』(マリリン・モンロー)
   ……『紳士は金髪がお好き』(1953)
13、『ピープル“People”』(バーブラ・ストライサンド)
   ……『ファニー・ガール』(1968)
14、『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン“My Heart Will Go On”』(セリーヌ・ディオン)
   ……『タイタニック』(1997)
15、『チーク・トゥ・チーク“Cheek to Cheek”』(フレッド・アステア&ジンジャー・ロジャース)
   ……『トップ・ハット』(1935)
16、『スター誕生愛のテーマ“Evergreen (Love Theme from A Star is Born)”』(バーブラ・ストライサンド)
   ……『スター誕生』(1976)
17、『踊り明かそう“I Could Have Danced All Night”』(オードリー・ヘプバーン)
   ……『マイ・フェア・レディ』(1964)
18、『キャバレー“Cabaret”』(ライザ・ミネリ)
   ……『キャバレー』(1972)
19、『いつか王子様が“Some Day My Prince Will Come”』(エイドリアーナ・キャセロッティ)
   ……『白雪姫』(1937)
20、『恋は永遠に“Somewhere”』(ナタリー・ウッド&リチャード・ベイマー〔声・マーニ・ニクソン&ジミー・ブライアント〕)
   ……『ウエスト・サイド物語』(1961)
21、『監獄ロック“Jailhouse Rock”』(エルヴィス・プレスリー)
   ……『監獄ロック』(1957)
22、『うわさの男“Everybody's Talkin'”』(ハリー・ニルソン)
   ……『真夜中のカーボーイ』(1969)
23、『雨に濡れても“Raindrops Keep Fallin' on My Head”』(B.J.トーマス)
   ……『明日に向かって撃て』(1969)
24、『ショウ・ボート“Ol' Man River”』(ポール・ロブスン)
   ……『ショウ・ボート』(1936)
25、『ハイ・ヌーン“High Noon (Do Not Forsake Me, Oh My Darlin)”』(テックス・リッター)
   ……『真昼の決闘』(1952)
26、『トロリー・ソング“The Trolley Song”』(ジュディ・ガーランド)
   ……『若草の頃』(1944)
27、『アンチェインド・メロディ“Unchained Melody”』(ライチャス・ブラザーズ)
   ……『ゴースト ニューヨークの幻』(1990)
28、『魅惑の宵“Some Enchanted Evening”』(ロッサノ・ブラッツィ〔声・ジョルジオ・トッツィ〕)
   ……『南太平洋』(1958)
29、『ワイルドで行こう“Born To Be Wild”』(ステッペンウルフ)
   ……『イージー・ライダー』(1969)
30、『ストーミー・ウェザー“Stormy Weather”』(リナ・ホーン)
   ……『ストーミー・ウェザー』(1943)
31、『ニューヨーク・ニューヨークのテーマ“Theme from New York, New York”』(ライザ・ミネリ)
   ……『ニューヨーク・ニューヨーク』(1977)
32、『アイ・ゴット・リズム“I Got Rhythm”』(ジーン・ケリー)
   ……『巴里のアメリカ人』(1951)
33、『輝く星座“Aquarius”』(レン・ウッズ・アンサンブル)
   ……『ヘアー』(1979)
34、『レッツ・コール・ザ・ホウル・スィング・オフ“Let's Call the Whole Thing Off”』(フレッド・アステア&ジンジャー・ロジャース)
   ……『踊らん哉』(1937)
35、『アメリカ“America”』(リタ・モレノ&ジョージ・チャキリス・アンサンブル)
   ……『ウエスト・サイド物語』(1961)
36、『スーパーカリフラジリスティックイクスピアリドーシャス“Supercalifragilisticexpialidocious”』(ジュリー・アンドリュース&ディック・バン・ダイク・アンサンブル)
   ……『メリー・ポピンズ』(1964)
37、『星にスイング“Swinging on a Star”』(ビング・クロスビー)
   ……『我が道を往く』(1944)
38、『黒いジャガー〔シャフトのテーマ〕“Theme from Shaft”』(アイザック・ヘイズ)
   ……『黒いジャガー』(1971)
39、『酒とバラの日々“Days of Wine and Roses”』(コーラス)
   ……『酒とバラの日々』(1963)
40、『ファイト・ザ・パワー“Fight the Power”』(パブリック・エネミー)
   ……『ドゥ・ザ・ライト・シング』(1989)
41、『ニューヨーク・ニューヨーク“New York, New York”』(ジーン・ケリー&フランク・シナトラ&ジュールズ・マンシン)
   ……『踊る大紐育』(1949)
42、『貴婦人であることが幸だ“Luck Be A Lady”』(マーロン・ブランド)
   ……『野郎どもと女たち』(1955)
43、『今宵の君は“The Way You Look Tonight”』(フレッド・アステア)
   ……『有頂天時代』(1936)
44、『愛は翼にのって“Wind Beneath My Wings”』(ベット・ミドラー)
   ……『フォーエバー・フレンズ』(1988)
45、『ザッツ・エンタテインメント“That's Entertainment”』(フレッド・アステア&ナネット・ファブレイ&オスカー・レヴァント&ジャック・ブキャナン)
   ……『バンド・ワゴン』(1953)
46、『パレードに雨を降らせないで“Don't Rain On My Parade”』(バーブラ・ストライサンド)
   ……『ファニー・ガール』(1968)
47、『ジッパ・ディー・ドゥー・ダー“Zip-a-Dee-Doo-Dah”』(ジェームズ・バスケット)
   ……『南部の唄』(1947)
48、『ケ・セラ・セラ“Whatever Will Be, Will Be (Que Sera, Sera)”』(ドリス・デイ)
   ……『知りすぎた男』(1956)
49、『笑わせろ“Make 'Em Laugh”』(ドナルド・オコーナー)
   ……『雨に唄えば』(1952)
50、『ロック・アラウンド・ザ・クロック“Rock Around the Clock”』(ビル・ヘイリー&ザ・コメッツ)
   ……『暴力教室』(1955)


 個人的にナンバー・ワン・フェイバリット・ソングである『ケ・セラ・セラ』がなんとかベスト50に滑りこんでいたのは胸をなでおろしたくなる気分。『雨に濡れても』や『笑わせろ』も。
 でも100位に入ってない曲で好きなやつも結構ある。『屋根の上のバイオリン弾き』の『サンライズ・サンセット』とか、『チキチキバンバン』の同名曲とか、『モンティ・パイソン 人生狂騒曲』の『銀河ソング』とか。ベスト100には、OO7シリーズからも何曲か入ってるけど、私はやっぱり『OO7は二度死ぬ』と『ユア・アイズ・オンリー』だね。もちろんピーター・セラーズの歌う番外編『カジノロワイヤル』の方はもっとオススメ。……ああ、こんなこと書いてたらやっぱキリがないわ(~_~;)。
 50位以下の曲については、下のサイトを見てください。ただし全部原題。イヤね、ホントは全部翻訳して紹介しようかと思ったんだけど、映画のタイトルはなんとか原題知ってても、曲名までは……。ネットで調べるのも骨が折れるのよ(^_^;)。↓
http://www.afi.com/tvevents/100years/songs.aspx

2003年07月01日(火) 踊らぬ娘に踊る人々/『寄生獣 完全版』8巻(岩明均)/『エンジェル・ハート』7巻(北条司)
2002年07月01日(月) 戦争は終わった/DVD『名探偵登場』
2001年07月01日(日) 食いすぎたのは、あなたのせいよ/『コメットさん』(横山光輝)ほか


2004年06月30日(水) ヒトとしてダメになりかけてる日。いつもかも(^_^;)。

 ……今日こそは仕事に行くつもりだったんだけど、朝起きて立ちあがろうとしたら、目の前がクラクラして立てなかった。様子見て半日でもいいから出勤しようと思ったけど、結局休み。……復帰できるのか? 私(+_;)。
 夕方までずっと横になって安静にしてDVDを見る。安静にしてないか。『モンティ・パイソン ドイツ版』『モンティ・パイソン 人生狂騒曲』『モンティ・パイソン ライブ・アット・ハリウッド・ボウル』『モンティ・パイソン・アンソロジー』と、モンティ・パイソン尽くし。
 エリック・アイドルの歌う『Always look on the bright side of life』を聞いてたら泣けてきた。ちょっと心がダメになりかけているのである。明日は、明日こそ、仕事に行こう。これじゃ引きこもりだ。

 夕方、しげも起きてきたので食料を買い出しに行く。本当は出かけたくなかったんだけど、3000円渡してしげに買ってきてもらおうとしたら、「3000円ぽっちじゃ、オレが食いたいもの買えんやん!」と文句を付けられたのである。仕方なく銀行に寄ることにして、私も出かけるハメに。……こういう態度一つ取ってみても、しげが夫の体調を気遣う気などないことが分かるのである。もちろん、私がくたばってる間、家事なんてしてないぞ。私が青息吐息で料理を作っているのだ。……オニだよ、こいつ(T∇T)。

 夕方、テレビで中村獅堂主演の『丹下左膳』を見る。歴代の左膳の中では、ベストと言ってもいいくらいに役にハマッている。勝手に決めつけちゃうけど、多分、映画の豊川悦史より出来はいいと思うぞ。これはぜひシリーズ化してほしいなあ。

 今日読んだ本、マンガ、ツガノガク『時をかける少女』2巻、矢上裕『住めば都のコスモス荘』3巻。どっちも完結編で、涙腺がすっかり弱くなってるせいもあるのか、滂沱の涙。


 マンガ家、あだち充さんのお兄さん、あだち勉さんが今月18日、胃がんのため死去していたことがわかった。享年56。
 あだち充よりもデビューが早く、学年誌に連載も持っていて(タイトルは忘れた)、昔はお兄さんの方が有名だったんだけれど、あっという間に弟のほうが追いこしてしまった。けれど、それで嫉妬することもなく、弟の縁の下の力持ちに徹して『実録あだち充物語』なんてのまで描いてたんだから、心の優しく広い方だったのだろう。『タッチ』の、兄・達也の弟・和也への複雑な思いは、なんとなく實歳のあだち兄弟のイメージにもかぶってくる。どちらがどちらとも言えないが。


 ほかにもいろいろニュースはあったけど、もう疲れた。こんなもんでカンベンして下さい(^_^;)。

2003年06月30日(月) ダンボールの迷宮/『新世紀エヴァンゲリオン DVD−BOX』
2002年06月30日(日) 荒む心、続く/DVD『マジンカイザー』5巻/『忍者飛翔 雪の章』(和田慎二)ほか
2001年06月30日(土) 原稿アップ(´。`;)/『マンガ世界戦略』(夏目房之介)ほか


2004年06月29日(火) 林原めぐみさん、ご出産♪

 昨日、病院でウィルスを貰ってきたのか、朝方起きられず、仕事を休む。声出ねえよ。
 急ぎの仕事はないから、多分、二日くらい休んでも大丈夫だとは思うけれども、明日から三日間がチトしんどいことになるかも。
 午前中はずっと寝てたので、こともなし。昼から少し起きて、焼きうどんを作る。
 DVDで『モンティ・パイソン』をずっと見る。劇場版の『アンド・ナウ』と、テレビシリーズ。定期的にモンティ・パイソンを見るのが、精神衛生上は頗るよろしい。
 ……ってどんな精神やねん。

 劇団の某嬢に関して、すっげー面白い話を聞いたのだが、面白過ぎて具体的には全く書けない。昔話にもできそうにないので、永久に書くことはないだろう。誰についてのどういうことか、知りたい人は、直接某嬢に聞くように。って、某嬢が誰かわからないと、聞きようもないか。
 私が面白いことは何でも日記に暴露する人間だと思ってる方もいるようだが、判断基準はちゃんとあるのである。逆に言えば、以前、「あんなこと書きやがって」と怒ってる人は、どうしてそんなことを書かれたのか、ムネに手を当てて考えていただきたいものである。

 今日読んだ本、渡辺やよい『走る! 漫画家』、マンガ、きくち正太『おせん』其之八、道原かつみ『ファイナル・ミッション/ジョーカー・シリーズ8』。


 昨28日、声優の林原めぐみさんに長女が御誕生。
 お・め・で・と・う・ございま〜す。:*.;".*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*:
 いやまあ、一時期はアルバムも買って、エッセイ集も買ってたくらいのファンなもので。殺伐とした事件が多い中、心から喜べるニュースが一つくらいあった方が、心が和むってもんですよ。林原さんご自身が以前、「魂で歌えた」と仰っていた『Midnight Blue』を心の中で歌ってお祝いいたします。
 でもオトシを聞いて、改めてビックリ。1967年3月のお生まれなので、37歳。もうそんなトシになってたのだなあ。もちろん私よりは年下なので、ずっと「妹」感覚で応援していたのだけれど(初々しい新人のころ、『ガンヘッド』に乗ってきゃあきゃあ言いながらレポートしてたのが懐かしいなあ)、20代のアニメファンにとっては、充分オネエサマなんだねえ。『エヴァ』のころだって、まだ20代だったのに、やっぱり30代から40代までの時間の進み方って早いよ。
 これからは育休だって取らなきゃならないだろうし、もう以前のように、毎週どこかのアニメで林原さんの声が聞けるってほどにはならなくなるのかなあと思うと、ちょっと寂しい。『ポケモン』と『コナン』があるから、ある程度は大丈夫だろうけれど。
 ……って、今は代役、誰がやってるんだ?(゚o゚)



 しげが、改めて「恋愛頭脳」をやってみたところ、前よりヒドイ結果が出た(前とは名前を変えてあるけれど、「だにえる」というのはしげのことです)。
ここをクリック!
【総合判断】 論外
【恋愛観レベル】 危険(14段階中13番目)
★ 全世代から見ただにえるさんの…
【恋愛観支持率】 0%
【恋愛スタイル】 中期低テンション恋愛型
【印象】 頼り甲斐があると思われています。どことなくギラついてて怖いイメージがあります。
【総合コメント】
 だにえるさんの恋愛観は、完全崩壊しています。あまりに恋愛観がかけ離れているので、喜怒哀楽を共有できませんし理解もされません。もしだにえるさんに彼氏彼女がいるとすれば、相手を黙らせるだけの魅力を備えていなければ長くは続かないことでしょう。だにえるさんと相性のいい人も数が限られており、付き合いが少なければこの恋愛観はますます独走します。柔軟な姿勢で広い価値観を求めましょう。
【ジャンル別コメント】
〔人生における恋愛〕論外
 だにえるさんはあまりに恋愛軽視の傾向が強すぎます。ヒマな人や寂しがりやの人との相性は最悪です。彼氏彼女ができてもお金を使うのがもったいない、時間がもったいない…などと本音で思っていませんか?合理的に生きるだけが人生ではありませんよ。
〔社会における恋愛〕極端
 だにえるさんは、恋愛より社会を優先します。恋愛について非常にリアルに捉え、ロマンチックなどという言葉とは掛け離れ、他人事のように自らの付き合いを眺めます。彼氏彼女にしてみれば、本当に自分のこと好きなのだろうかと不安になることが多いことでしょう。
〔自己犠牲の精神〕極端
 まさに恋愛商人。だにえるさんは恋愛から「儲け」を出すことばかり考えているようです。相手のためにしてあげることの全てを自分の喜びとする聖人も、だにえるさんにとってはただの獲物にしか見えないのかもしれません。
〔ルックス〕
 だにえるさんはあまりに内面重視の傾向が強いようです。決して好みのルックスでなくとも、相手の熱意や優しさに触れると心が揺れ動く傾向にあります。半信半疑のまま戸惑いつつ付き合い始めることも多いのではないでしょうか?腐れ縁をつくりやすいのも情の移りやすいだにえるさんのようなタイプと言えるでしょう。
〔財力〕極端
 お金があれば全てうまくいく、とだにえるさんは勘違いしていませんか?財力があればあるで良いものの、ここまで執着していると、何か大事なことを見落としたまま年をとってしまいそうです。まず「人」ありきで、その「人」の副産物としての財力に期待しましょう。
〔安定と刺激〕
 安定志向に偏っています。彼氏彼女を次々替えて楽しもう!とは言いませんが、ひとりの人と付き合うにしてもあまりに安定志向では愛想を尽かされるかもしれません。だにえるさんと同じ安定志向の人と付き合えばそれこそ安定はしますが、世間の色恋沙汰から隔離された寂しさを味わうことでしょう。
〔駆け引き〕論外
 恋愛テクニックなど必要ないのか駆使できないのか、だにえるさんはワザよりココロで接します。素敵でしょ、などとうかれてはいられません。一般平均より大幅に「駆け引き軽視」であることは、だにえるさんが相手に振り回され疲れ果てるリスクの高さを示しているからです。
〔許容と束縛〕論外
 どこまで束縛すれば気が済むのでしょうか?100人調査すれば、だにえるさんの束縛度は3位以内確定です。だにえるさんとデートにいけば手錠をかけられた気分になるでしょうし、同棲をすれば部屋が10倍狭く感じられることでしょう。彼氏彼女にはあきらめの早い人をおすすめします。
〔将来への意識〕論外
 だにえるさんは極端に場当たり的な感覚で付き合います。相手が友達の恋人でも無職でも既婚でも借金大王でも好きになってしまえば関係なし。先のことなんて考えません。それで幸せになれるのなら最高ですが、やはり多くの場合は大きな怪我を負うことになるのでしょう。
(・判断基準 全世代/・判断基準となるデータ人数 9681人)

殆ど「人としてどうか」って診断だな(^_^;)。ついでに、私との相性診断もやりなおしてみたら、これがまたレベルダウン。

 藤原敬之さんとだにえるさんの相性レベルは犬猿です。(相性 21%)
〔人生における恋愛〕 × 藤原敬之さんとだにえるさんの恋愛観に温度差がありすぎます。
〔社会における恋愛〕 △ 付き合ってもだにえるさんに熱いものがこみあげてきません。
〔自己犠牲の精神〕 × 藤原敬之さんがだにえるさんに見返りのない愛を注ぎ、いずれ朽ち果てます。
〔ルックス〕 × 藤原敬之さんはルックスばかり気にし、だにえるさんは無関心。対立します。
〔財力〕 × 藤原敬之さんはお金に疎くだにえるさんはお金も重要。トラブルになります。
〔安定と刺激〕 ◎ 問題なし。
〔駆け引き〕 × だにえるさんは完全に藤原敬之さんの尻に敷かれ、逃亡を企てます。
〔許容と束縛〕 × だにえるさんが縛るからこそ藤原敬之さんが自由を求める悪循環になります。
〔将来への意識〕 × だにえるさんは短絡的すぎ、藤原敬之さんは先のことまで考えすぎです。

 まあ、しげの支持率が0%だから、どんな人間とだっていい相性が出るわきゃないんだけれども、それにしてもちょっとヒドかないかな。けれど、前回は「ルックス」の項目、私が無頓着でしげが拘りすぎと出たのだけれど、全く逆の結果になっている。参加人数で診断に変化が出るといっても、逆になるってのは普通はないんじゃない? 診断の結果にちょっと疑問を感じてしまうのである。

2003年06月29日(日) 明日はどっちだ/『コミックマスタージェイ』10巻(田畑由秋・余湖裕輝)ほか
2002年06月29日(土) 能古島紀行/『ワイド版 風雲児たち』1・2巻(みなもと太郎)
2001年06月29日(金) フェイト教授、さようなら/『スカルマン』7巻(石ノ森章太郎+島本和彦)ほか



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藤原敬之(ふじわら・けいし)