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2014年02月12日(水) |
高梨沙羅選手がメダルを逃したというが、17歳で初めてオリンピックに出て4位だったんですよ? |
◆記事:ジャンプ女子 高梨4位でメダル届かず(NHK 2月12日 4時06分)
ソチオリンピックから新たに採用されたスキー、ジャンプ女子ノーマルヒルで、
高梨沙羅選手は4位に終わり、メダル獲得はなりませんでした。
ジャンプ女子ノーマルヒルは、ソチオリンピックで初めて採用された種目で、
予選はなく、決勝の2回のジャンプの合計得点で順位が決まります。
高梨選手は1回目で100メートルを飛んで3位となり、逆転をかけて2回目に臨みました。
しかし、2回目は98メートル50と飛距離を伸ばせず、合計ポイント243.0で4位でした。
高梨選手は今シーズンワールドカップ13戦で10勝を挙げるなど、金メダルが期待されていましたが、
メダルを獲得することはできませんでした。
◆コメント:他人(ひと)の仕事を尊敬しろ。また「日本人の褒め下手」だ。
ネットを見てると、皆、勝手なことをかいていますねえ。曰く、
コメントから分かること。ハーフパイプでメダルリストとなった平田、平岡の共通点は緊張せず思い切ってやったこと。
浅田真央、高梨等実力が出せなかった選手の共通点は緊張、空気にのまれたこと。如何に楽しんでやれるかが勝負強さというもののような気がする。
そういうのを結果論というのです。高梨選手は僅か17歳で、しかも五輪に初めて出て、世界で4位になったと。
どうしてそれをまず、褒めないかな。
リラックスなんて、出来る訳がないじゃないですか。
夏季五輪ですが、あの天才。ロンドン五輪が始まる前から
金メダルは200%確実。陸上のボルトより、確実
とまで言われた体操の内村航平選手だって、はじめの団体戦では、まさかの鉄棒からの落下。
あん馬の着地失敗を見て、我々、驚きました。以前から色々な競技の選手が、口を揃えて、
オリンピックは普通の大会とは、全く違う。雰囲気に圧倒される。
という意味のことを言っています。
そういうことは、スポーツ記者は素人よりも当然しっているはずなのに、
17歳の女の子に「金メダル候補」のレッテルを貼り、プレッシャーをかけ、
4位だったら、「まさかのメダル無し」って「まさか」とはなんですか。
ベテランだって何が起きるか分からないのが、スポーツではありませんか。
私はむしろ、17歳の女の子が日本中からプレッシャーを掛けられて、ほんらいのジャンプができなくても、
なお、「世界4位」になった偉業を讃えたい。こういうときこそ、ポジティブに考えるべきです。
日本人は本当に他人を褒めるのが下手で揚げ足取りの天才です。
◆4位の凄さを実感するのは、簡単です。
あなた、何でもいいですが、世界ランキングで4位になれるもの、他人様に誇れる特技、ありますか?
ないでしょ?
世の中の大多数の人間は、何をやっても、世界ランキング100位にすら入れないのです。
高梨沙羅選手は、初めてのオリンピックでの4位を讃えられこそすれ、残念がられる筋合いはない。
むしろ、私は、高梨沙羅選手があの若さで、最初に出たオリンピックで金メダルを獲らなくて好運だったとおもいます。
今回獲ってしまったら、まだ17歳なんですから、4年後も8年後も五輪に出ることができて、その都度金メダルを
世間は、より一層露骨に期待します。
一度、金メダルを獲ったら、次はその上がない。現状維持(金メダル)か、下がる(銀・銅メダル。あるいはメダルなし)
しか、あり得ない。今回銅メダルの次の4位ということは、これから更に上昇する余地がある、ということです。
繰り返します。無責任に期待し、落胆するのは失礼だと思います。
我々は誰も、あのようなものすごい急勾配のジャンプ台から、長い距離を飛ぶことなどできないのです。
自分が出来ないことをわずか、生まれてから20年も経たない選手が世界の大舞台で成し遂げて、世界の4位になった。
他人の仕事は、まず賞賛し、尊敬するべきです。
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