外国為替証拠金取引
JIROの独断的日記
DiaryINDEXpastwill


2003年02月12日(水) 何故ブッシュは平気で戦争、戦争と騒ぐのか?=自分は行かなくて良いからだ。

 古今東西、戦争をはじめるのは国の指導者なり、要するに、「偉い人」であって、実際に兵器を手にして闘うのは、本当はそんなことをしたくない兵隊であり、傷つくのは自分は何も悪い事をしていない民衆である。

 ブッシュは「イラクを攻撃せよ」と軍に命令を下すだけであって、自分が命をかけて戦うことには絶対ならないことを、自分でも良く知っている。だから、簡単に戦争をする、などと言えるのである。

 このまま突撃して死ぬかもしれないアメリカの兵士が出撃するときに味わうであろう死ぬほどの恐怖感、いつ、空からミサイルや爆弾が投下されて自分や家族が死ぬかもしれない、腕や足が吹っ飛ぶかもしれない、という絶望的な恐怖に怯えているイラクの民衆の気持ちを、ブッシュは一度でも考えた事があるだろうか?

 私たちはだれでも、子供の時から「相手の立場になって考える」ことの大切さを教えられ、自分に子供ができればそのように教える。人間のインテリジェンスは、「自分は経験した事の無い、他人の肉体的・精神的苦痛を想像し、それが起きないようにあらゆる手を尽くす」ためにこそ、活用されるべきものである。


JIRO |HomePage

My追加