JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆あまりにも「上」の顔色ばかりを観る会社員が多いのは困りものですが これは今にはじまったことではないし、銀行特有の現象でもないとおもいます。 本当に「部下思いの上司」なんて、100人中2人か3人いればいい方だよ。 といいました。そのころは、社会人になって数年目ですから、あまり関心がなかったのですが、 30年近くサラリーマンを続けてきて、その先輩の言葉が正しかったことがわかりました。 何も、部下を貶めようという上司はいませんけれど、たとえ係長であっても人の上に立つためにはそれなりの「徳」がひつようですが、 会社の人事異動や、昇格は、そのようなことを勘案しません。その結果能力的に自分のことで、精一杯になってしまう「上司」が非常に 多いのです。「部下」を「思う」ためには、当然、自分のことは余裕でこなせるぐらいでなければなりません。 だから、あの中間管理職というのは気の毒なのですが、何十年も観ていて思うのは、あまりにも上を見すぎている。 「上を見る」とは上司やさらにその上、担当役員の顔色ばかりを気にしていて、本来自分の会社が社会で果たすべき役割は何なのか? という、大袈裟に言えば「哲学的・倫理的考察」が全くないのです。 上ばかりを見て、アタフタと毎日を過ごしているひとは、はっきり言って滑稽ですが、そういう人がとても多いのです。 ◆それにしても(劇中の)半沢直樹は、あり得ません。 17年前に死んだ父が実際に銀行員で、銀行員にしては、歯に衣着せぬ言葉をお客さんや上司に向けるので、 それが、どうした? という開き直りがあったことは、容易に想像できますが、それにしても組織人としての最低限の常識があります。 ヒラが、役員に大勢の前で「土下座しろ」(半沢直樹でそういうのありましたよね?)などと云うこと自体、 事情がどうであれ、言語道断(恨みは恨みを買うだけなのです)。最終回で出向は当たり前ですし、別に出向=悪いことではありません。 メディアは騒いでいますが、普通の勤め人を長く続けている人で、 あの結末に本当に「がっかり」したり「驚いた」人がいたとしたら、 私はむしろ、その事実に驚きます。今まで、勤め人を長い事やって、何を観てきたの?といいたいです。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2012年09月23日(日) 国語力に続いて、英語学習に関する体験的雑感。
JIRO
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