JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:日本経済新聞朝刊コラム「春秋」6月30日付 大人を待たせて子供たちが買い物に熱中する。そんな光景に、哲学者の鷲田清一さんが疑問を投げかけていた。 ◆コメント:かねて、私が主張している「日本人の褒め下手」と関連しています。 関連している、というか、殆ど同趣旨です。全面的に同感です。 2013年03月22日(金) 日本人の「褒め下手」(ココログ版) を書きました。その中で説明しておりますが、 他人を褒めるというと、なんだか偉そうに聞こえますが、感謝するのも褒めるのと同じことだ、 と書きました。少なくとも「ありがとうございました」と言われて怒るバカはいないのです。 春秋が取り上げている、通学バスから降りる時に「ありがとうございました」という学生。いいですね。 そうなんですね。「こちらは客だから、礼をいうのは、相手であり、自分ではない」と大人は考えがちですが、 そういうのを「ケチな料簡」というのです。 私タクシーから降りる時も「有難うございました。」といいますよ。無理にそう言うのではありません。 タクシーさんのおかげで、安全に時間通りに、楽に目的地に着くことができたのです。そう思うと本当に有難い。 それから、「春秋」の最後に 昔、食堂で「ごちそうさん」と声をかける大人の男が大勢いた。今はあまり見ない。 というのも本当ですね。客であろうがなかろうが、こういうことを言えない人。育った家庭が裕福かどうか、などとは関係無い。 親の躾けの問題でもありますが、「人品」(じんぴん)の問題です。 食事をする前には、「いただきます。」食べ終わったら「ごちそうさまでした」というのは、選択の問題ではない。 日本人の「お行儀」のイロハのイです。そういうことが出来なくて、今の政治や経済がどうのこうの、論じる大人のいうことは 若い方々、あまり真面目に訊かなくて良いし、上司だったら、反面教師にして下さい。 みなさんは、たとえ役員になっても、掃除のおばさんや警備の人に「おはようございます」「おつかれさまです」 レストランで食事をして、従業員に「ありがとうございました」といわれて、偉そうに 「ん!」 などといわず、きちんと 「ごちそうさまでした」 といえる大人になってください。大人を見て、子供は成長します。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2012年06月30日(土) 「福島4号機の冷却が自動停止、非常用電源故障か」←下手すれば日本はおしまい、ですからね?
JIRO
|HomePage
|