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2013年02月03日(日) |
坊主頭になったアイドルタレントのこと。 |
◆もう、いいでしょ?
何だか、ヤケに大袈裟なことになってしまいましたね。
固有名詞を書くと、検索でヒットしてしまい、騒動に加担してしまいますから、書きませんが、
何の話だかもちろん皆さんお分かりでしょう。
あのグループのプロデューサーA氏が、恋愛御法度という「厳格なルール」を制定したそうですが、
A氏は昔、素人の高校生におっそろしく下手な歌を歌わせて、それで稼いでいましたが、
その女の子の1人をカミさんにしています。本来キャバレーの支配人みたいなもんで、
彼の立場では、「商品に手を付けた」わけで、それで今のグループに恋愛御法度なんて、
これは、計算づくであろうことが容易に想像できます。
つまり、「恋愛を禁止し」たら却ってそれを破りたくなる子が出て来て、それを「処分」すること自体が「話題になる」。
芸能界では、兎にも角にも話題にならなくなったらおしまいですが、一見スキャンダルですが、逆に知名度を高める効果を持つ
ということを予め計算にいれて、故意に「違反する子が出るであろう」ルールを制定したものと考えられます。
いまだにネットで口汚くけなしている人がいますけれど、行為の是非はともかく、
髪の長かった女の子が坊主頭になり、世間にその姿を自らさらすというのは、
多分、裸になるよりも恥ずかしい事であろうと想像します。もう悪く言わなくてもいいでしょう。
◆あの女の子たちは、最近の大卒の新入社員の男の子よりも「根性」や「侠気」があるので、私は好きです。
クラシック鑑賞歴40年の50代の親父がロリコンかい?とか嫌がらせを言いたい人がきっといるでしょうが、
まあ、言いたいなら言いなさい。
以前、深夜に、ふとテレビをつけたら、あのグループのドキュメンタリーをNHKで放送してました。
何故か、NHKエンタープライズというNHKの子会社が毎年、ドキュメンタリー制作に関わっているのです。
それで驚いたのですが、あの子たち、それは、まともに「音楽的」「芸術的」見地から評価したら、全然お話になりませんが
それでも、何か好感を持ちました。
もちろん芸能人ですからね。テレビカメラが回っているところでは、「いいところ」を見せるように
演技している部分もあるでしょうが、どう見ても演技とは思えない部分も多いのです。
大きな会場での夏のコンサートで途中、熱中症でぶっ倒れたり、過呼吸で苦しむところなど演技ではできません。
それでも、ステージに上ると、ものすごい精神力で笑顔を見せる。
最近の堅気の世界の男の子の方がだらしないです。
我々の頃は、新人というのはしごかれるもので、「バッカ野郎!なんど言ったら分かるんだ」とか、
「お前、大学出てコピーも満足に取れないのか?」「お前なんか辞めちまえ!」ぐらいは日常茶飯事で、
それが特別に「良い」社会的慣習とは言えないかも知れないが、少なくとも私達はそれぐらいのことを言われるのには
なれていて、普通のことだとおもっていました。
最近では、こんな叱り方をすると新入社員とはいえ、もはや成人した大の男が過呼吸で倒れたり、
なんと、怒鳴られると、泣くというのですから(念を押しますが、男です)、少々ひ弱過ぎると思います。
あの大勢のアイドルグループの子たちは、私の子どもぐらいの年齢ですが、高等教育を受けた男子よりも逞しい。
「根性」があります。
そして、私が感心したのは、坊主頭で謝罪した子の所に同期の女の子が集まって励ました行動です。
これも含めて「演出だ」という解釈があるようですが、疑いだすと、キリがありません。
世間は、概して冷たいものです。
ある人物が順調なときには仲良くしていても、失敗したり、失脚したり、組織の中で睨まれるような
ことをすると、たちまち、その当事者から離れる人が多いのです。「ケチがついた」人物と一緒にいると
とばっちりを受けるかもしれません。それが怖いからです。こういうときに、人間の本性が出ると思います。
友人や仲間や世話になった人が窮地に追い込まれたり、批判を受けている最中に変節しないで今までと同じように
接する、ということは、文字で書くのは簡単ですが、実行するのは難しい。
あの事件が会社員の世界なら、ほぼ間違いなく問題を起こした(ことになっている)本人は孤立することでしょう。
その意味では、あのアイドルの女の子達の方が「侠気」(おとこぎ)があります。
少なくとも私は感心しました。
芸能界の下らない出来事で論ずるに足りない、と言った瞬間から何も見えなくなります。
人の世では、先入観を排除すれば、自分のこどもの年頃の女性の行動にすら、見習うべきことが見つかります。
あのような問題が起きたが故に、私は却って、あのアイドルの女の子たちを見直しました。
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2008年02月03日(日) 「人」が苦手。
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