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2010年02月03日(水) |
「小沢幹事長は不起訴、東京地検特捜部が方針」←幸いこれで終わりではない。マルサ(国税)が出るらしい。さすが青山繁晴氏の情報力。 |
◆記事:小沢幹事長は不起訴、東京地検特捜部が方針(2月3日21時35分配信 読売新聞)
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、東京地検特捜部は3日、
政治資金規正法違反(虚偽記入)容疑で告発されている小沢氏を不起訴(嫌疑不十分)とする方針を固めた。
同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)らとの共謀を立証するには証拠が十分でなく、起訴は困難と判断した。
◆コメント:はらわたが煮えくりかえっている皆さん、青山繁晴氏の貴重な取材があります。マルサの出番らしいです。
小沢の秘書が3人も逮捕されていて、小沢に政治献金について話した、と供述しているのに、
共同謀議があったと立証できないので、東京地検特捜部は不起訴にしたが、さすがにこれで終わりではない。
小沢はいけしゃあしゃあと、2月1日の記者会見でこう述べている。
◆記事:起訴なら幹事長辞任も==地検聴取に2度目も応じる−小沢氏(2月1日17時38分配信 時事通信)
民主党の小沢一郎幹事長は1日午後、党本部で記者会見し、資金管理団体の政治資金規正法違反事件を受けた自らの進退について
「私自身が刑事責任を問われるようなことになれば、非常に責任は重いと思う」と述べ、
自身が東京地検特捜部に起訴されるなど刑事責任を問われる事態に発展すれば、幹事長職を辞任する考えを示唆した。
また、事件をめぐり東京地検特捜部の2度目の事情聴取を1月31日に受けたことを明らかにした。
小沢氏は事件について「私は一切、闇献金とか裏金とか不正な資金は受け取っていない。
その意味において刑事責任を問われるという事態は想定していない」としながらも、
「もしそういうことが仮にあるとすれば責任は重いと考えている」と重ねて強調した。
夏の参院選への影響を懸念し、幹事長辞任も含めたけじめを求める声が党内から出ていることに関しては
「私が直接聞いているわけでもない」として直接のコメントを避けた。(注:太文字は引用者による。)
つまり。
小沢は「自分自身が刑事責任を問われるようなことになれば、(即ち起訴されたら)幹事長を辞める」が、
元秘書だろうが、側近だろうが、他人が起訴されても、それは小沢自身の刑事責任を問われたことにはならないから、
知ったことではない。幹事長を続ける、といったのである。
東京地検特捜部が、現職の権力者(与党の幹事長)を事情聴取したのは初めてである(田中角栄も、金丸信も辞めた後だった)。
家宅捜索したのに、小沢の議員事務所や、自宅が対象にならなかったのは、東京地検特捜部はそうしたかったが、上層部に止められたそうだ。
が、これで捜査はおわりではなく、政治資金規正法では立件できなかったが、所得税法違反での捜査は続けるそうだ。
つまり、国税(=マルサ)の出番である。
◆日本で最も頼りになる(と私は思っている)ジャーナリスト、青山繁晴氏の話。「青山がズバリ! 小沢幹事長不起訴の裏側を暴露」
以下の取材結果を聴いて急に青山氏を評価しているのではない。
私はかねて、青山氏が最も日本で情報(源)を日本や世界の中枢に確保している、貴重なジャーナリストだと思っている。
ブログよりも、ウェブ日記「エンピツ」の方が検索しやすい。
自分の過去7年10ヶ月の日記を「青山繁晴」で検索した結果がこれである。
今日(2月3日)、関西テレビの「スーパーニュースアンカ−」と言う番組で「青山がズバリ! 小沢幹事長不起訴の裏側を暴露 」のコーナーがある。
驚くべき事に、青山氏は東京地検特捜部または、検察上層部に情報源を確保している。昨夜、徹夜で取材し、検察そのものに
携帯で電話をかけて聴いた話を、「よくぞ、ここまで」というほど、明らかにしてくれている。
ジャーナリストの鑑である。これに比べて、大手メディアの腰抜けぶりが情けない。
いずれは削除されるかも知れないが、今日は急ぎで映像・音声をそのまま貼り付ける。
10.02.03 青山がズバリ! 小沢幹事長不起訴の裏側を暴露 1/4
10.02.03 青山がズバリ! 小沢幹事長不起訴の裏側を暴露 2/4
10.02.03 青山がズバリ! 小沢幹事長不起訴の裏側を暴露 3/4
10.02.03 青山がズバリ! 小沢幹事長不起訴の裏側を暴露 4/4
というわけで、このまま、小沢不起訴で何事もなかったように動いたのでは、日本は法治国家とは言えない、
と、先ほどまで私は、殆ど激怒して、おかげで血圧も上がってしまったが、青山氏の取材のおかげで、
随分と溜飲が下がった。
正義は実現されなければならない。
昔、故・伊藤栄樹(いとうしげき)元検事総長の「巨悪は眠らせない」(「悪い奴ほどよく眠る」という諺がある)という言葉が
現実で有って欲しい。
今更述べるまでもなく、国会議員は立法府・国会の構成員であり、国会とは日本国憲法第41条によれば、
国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。
法律を作るのが仕事の国会議員が自らの作った法律の抜け目を利用して、悪事を働くようでは話にならん。
また、それを司法が追及出来ないなら、三権分立でも何でもなく、日本は近代国家ではない(残念ながらそれが実態らしいが)。
青山氏の言う、「第三章」の展開を望む。
なお、この映像と音声は、削除されるかもしれないので、私は手許に保存しておく。
こういうときには、Craving Explorerというソフトが大変有難い。
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2009年02月03日(火) 「日銀、1兆円の銀行保有株買い取り=4年半ぶり再開、金融システム安定で」←金融恐慌の瀬戸際、ぐらいの状態です。
2008年02月03日(日) 「人」が苦手。
2007年02月03日(土) 「陸曹パソコンから業務データ流出…対策後で厳重処分へ」←どうしてこういう役所を「省」に格上げしたのだ?
2006年02月03日(金) 「紅海でフェリー沈没、乗員乗客1400人」大惨事なのに、「日本人はいない模様」で済ませてしまうのが、我々の悪い癖だ。
2005年02月03日(木) <NHK>番組制作費詐欺で元チーフプロデューサーを再逮捕 民放各局は何かしていなかったかな?
2004年02月03日(火) 「陸自本隊 クウェートへ出発 」←これが大ニュースにならない。それを「既成事実化」というのだ。いけない。
2003年02月03日(月) 天下国家を論ずるのも良いが、身近な人に親切にするのも大切だ。