JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆没後221年になります。 モーツァルトの生涯は、1756年〜1791年ですから、今年で没後221年です。 ◆「モーツァルト頌」という本があります。 Amazonを見たら、今は古本しかないですけど、ときどき新品がでます。モーツァルト頌という本です。 私は神に誓って申し上げますが、ご令息は、私の知る限り最も偉大な作曲家です。(ハイドンが、レオポルド・モーツァルトに向かって云った言葉) モーツァルトが19歳のときに書いた、「ファゴット協奏曲」です。モーツァルトの管楽器の為の協奏曲で 最初に書かれたのがこの作品です。 ファゴットはクラウス・トゥーネマン。 音源は、クラリネット協奏曲、ファゴット協奏曲、オーボエ協奏曲 ライスター、トゥーネマン、ホリガー、マリナー&アカデミー室内管 モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191 第一楽章。 Mozart Faggotto 1st Movement Allegro これが19歳の少年の作曲なんですからねえ。 「モーツァルト頌」では、ロッシーニの言葉も見つけました。 モーツァルトの肖像を贈呈します。この大家中の大家を前に、私もそうしているように、あなたも帽子を脱いで敬礼したまえ(ロッシーニ) ロッシーニ自身、十分に天才ですが、その人がモーツァルトを「大家中の大家」と。 モテット「踊れ喜べ、幸いなる魂よ」より、有名な「アレルヤ」。 こういう歌の歌い方はクラシックの声楽以外では、ありません。本当に毎日何年も練習して、 それでも、出来ないということもあるだろうとおもいます。 私が日本音楽史上、最も上手い声楽家と思っている、ソプラノの森麻季さん。映像と共に。 Alleluia(Exsultate, jubilate) by Maki Mori 完璧な声のコントロールですね。素晴らしい。ここまで上手い人、滅多にいません。 最後、「モーツァルト頌」から。 モーツァルトのピアノ協奏曲のような「本当の音楽」の良さは必ずしも誰にでも分かるものではない。私如きの作曲がもてはやされるのは、そのおかげです(ブラームス) ブラームス先生も十分、天才なんですけどねえ・・・。 モーツァルトの最後のピアノ協奏曲、第27番 変ロ長調。 音源は、ワルタークリーン・N響の伝説の名演がCD化されたものです。 N響85周年記念シリーズ:モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、23番、24番、27番/ワルター・クリーン、ホルスト・シュタイン、若杉弘 この第3楽章の主題を、数日後、モーツァルトは「春への憧れ」という歌曲に使っています。 ワルタークリーンさんは、カデンツァで「春への憧れ」全曲を取り入れ、それから変奏してまして、 「N響アワー」で聴いたのを覚えています。大変誠実な名演でした。 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595 より第三楽章 Mozart Piano Concerto No27 K.595 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年12月04日(日) 「首相、1月上旬に訪米へ 武器輸出三原則緩和表明に意欲」どさくさ紛れに変なことするな。
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