|
JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆命日であろうがなかろうが、関係ないのですが・・・・。 関係ないというのは、モーツァルトの作品群は名曲ばかりで誕生日とか命日とか ◆ヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲 私より詳しい方は珍しくもなんとも無いでしょうが、 ◆ピアノソナタ13番 K.333 変ロ長調 第1楽章 聴き比べ(番外あり)。 いつも書いていますが、全部をお聴きになる必要はありませんし、 【音楽・映像】本当の音楽家の演奏。クラウディオ・アラウが85歳で弾いた「皇帝」。 でご紹介しました。 クラウディオ アラウ:モーツァルト ピアノソナタ 変ロ長調 K.333 第1楽章 アレグロ Claudio Arrau Mozart Piano Sonata KV333 Allegro 実に心に沁み入る名演だと思いますが、リピートを全部実行しているので、1楽章だけで演奏時間が11分になってしまいます。 これは、この後にもそういう人がいますが、全部リピートしなくても良いように思います。 次は、内田光子さんです。 引用元は、モーツァルト:ピアノソナタ第12,13,16,17番です。 内田光子:モーツァルト ピアノソナタ 変ロ長調 K.333 第1楽章 アレグロ Mitsuko Uchida Mozart Piano Sonata KV333 Allegro 音色の美しさ。一つ一つの音の粒が綺麗に揃っていること、レガートの美しさ。 次は、「モーツァルト弾き」(モーツァルト「だけ」を弾いていたわけでは、勿論ありませんが)とした高名な、 イングリット・ヘブラー女史です。バラでも買えますが、全集が割安です。 イングリット・ヘブラー モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 イングリット・ヘブラー:モーツァルト ピアノソナタ 変ロ長調 K.333 第1楽章 アレグロ Ingrid Haebler Mozart Piano Sonata KV333 Allegro 内田さん同様、音色も音の粒も美しいのですが、音の長さですね。音符一杯に弾くテヌートにするか、短く弾くスタッカートにするか、 或いはレガートにするか。その組み合わせ(アーティキュレーションといいますが)の解釈が内田さんと違うのですね。 聴き比べると、そういうのが面白いと思います。 さて、最後は「番外編」です、古今東西、これほどの変った人はいない。しかし、その天才は認めざるを得ない 空前絶後の存在、カナダのグレン・グールドです。どちらかというと、バッハの演奏が好まれます。 グールドのモーツァルトのソナタを聴くと、テンポの設定だけで、どれぐらい変人か一瞬で分かります。 引用元は、グレン・グールド モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 です。 グレン・グールド:ピアノソナタ 変ロ長調 K.333 第1楽章 アレグロ Glenn Gould Mozart Piano Sonata KV333 Allegro びっくりするでしょ? しかし、これ。本人大真面目なんですよ。冗談演奏をしているのではありません。 グールドのモーツァルトは一事が万事です。 かの有名な、「トルコ行進曲」をグールドが弾いたのをお聴き下さい。 グレン・グールド:モーツァルト ピアノソナタ イ長調 K.331 第3楽章 「トルコ行進曲」 Glenn Gould Mozart Piano Sonata KV 331 Rondo Alla Turca これも、本人はあくまでも「真面目に」演奏しているのです。 ゲージュツカは変人が多いですが、ここまでの人は珍しい。 しかし、彼の愛読書は英訳版、漱石の「草枕」だったそうです。「草枕」とは、言うまでも無く、 山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は棲みにくい。 で始まる作品です。グールドはとことん、面白い人です。 音楽は何を聴こうが自由ですが、もしも、モーツァルトのピアノソナタは誰の演奏から聴き始めたら良いか? と質問を受けたら、ここで上げたヘブラー女史、内田さん、アラウ。又、今日はとりあげませんでしたが、 リリー・クラウス、クララ・ハスキルなどが適当だと思います。 つまり、少なくとも、グレン・グールドの演奏は、「初めてモーツァルトを聴く」人には 向いていないと思います。向いていないというか、「普通の演奏」を知ってから、聴くべき人です。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2009年12月04日(金) 【音楽】ソプラノ、森麻季さんの新譜、「麗しき瞳よ-ヘンデル・アリア集」素晴らしいです。 |