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JIROの独断的日記
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2002年12月04日(水) 英語とPCとインターネット

日本に住んでいると、日常生活はもとより、仕事もたいていは日本語で用が足りてしまうが、せっかくインターネットに接続できる環境にいるのであれば、英語も読めた方が楽しみが増えると思う。

英語圏の国のサイトはもとより、ヨーロッパやアジア、アフリカのどこの国にも英語の新聞がある。多くは無料で読むことができる。ニュースばかりではなくて、勉強や、趣味や、仕事でも英語が読めると、他の人が知らない情報を知ることができるのが、醍醐味の一つだ。言葉だけではなく、大英博物館や有名美術館のサイトなどは、美しい画像が豊富で見ていて飽きる事が無い。

私はオーケストラを聴くのが好きだが、好きな外国のオーケストラが、今、どこのパートを募集しているか、などという極めてマニアックな情報が容易に入手できる。これは、どんな趣味を持つ人にとっても同じだと思う。

PCという文明の利器が、また、英語を勉強するのに極めて便利だ。少し前までは、英語を読んでいて、分からない単語の意味を調べるためには、いちいち、分厚い辞書をひっくり返さなければならなかったが、今はPCに辞書とある種のソフトを入れておけば、マウスポインタを当てれば、訳がポップアップウィンドウに出てくる。

読むばかりではない。

以前は海外放送を聴こうとしたら、実に音質がわるい短波放送を受信するために大掛かりなアンテナを用意しなければならなかった。しかし、殆どの人はそこまで熱心になれないので、英語雑誌の付録についてくる1ヶ月以上も前のCNNニュースなどを聴いて、リスニングの練習をした。しかし、一ヶ月も古くなっては「NEWS」とは言えなかった。ところがどうだ。今はWebラジオでVOAやBBCの当日のニュースを簡単に聴くことができる。

今の若い人は、多分、物心ついたときにすでに世の中が今のような環境になっていたので、その有難さはよく分からないかもしれないが、全てアナログに処理せざるを得なかった時代に学生だった私から見れば、実に羨ましい。殆ど夢のようである。

何せ、全世界のインターネットに流れている情報の80%は英語だというのだ。「2ちゃんねる」のくだらない書き込みばかり読んでいないで、もう少し、意識を外の世界にも向けてみてはどうだろうか。


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