JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:NHKアナ、痴漢容疑で逮捕=「おはよう日本」担当―警視庁(時事通信 11月15日(木)11時6分配信) 電車内で女性の体を触ったとして、警視庁玉川署は15日までに、強制わいせつ容疑で、 ◆コメント:NHKが「職員の逮捕について」というプレスリリースで「謝罪し」ているが、正しくない。 何故なら、真実は何かがまだ分からないからである。 【11月15日】 「職員の逮捕について」を掲載しました。(PDF 105KB) とプレスリリースが乗っているので、中を見る。 職員の逮捕について とあり、「NHKのコメント」には、 ニュースのキャスターを務めている職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、 とあるが、まったく理解できない。 NHKのアナウンサーが痴漢の容疑で逮捕された、ということ「だけ」が現在断定出来る事実である。 痴漢の物的証拠はなく、仮に起訴をするとしても、証拠として採用されるのは「被害者の証言」と「自白」だけである。 こんな曖昧な話はなく、冤罪も多い。実際に故意に構成要件に該当する行為を実行したならば、責を免れないが、 冤罪だとしても、本人や家族の人生が狂ってしまう。だから「Shall we ダンス?」の周防正行監督が、 それでもボクはやってない(DVD)を制作したくらいである。 本件において、森本アナウンサーは「容疑」をかけられている。それだけが確かな真実である。 刑事事件の取り調べにおいて、一番大事なことは、「本当は何があったのか」を明らかにすること。 即ち、事実認定、である。 そして繰り返すが、痴漢の「証拠」は「被害者の証言」と「自白」しかない。 被害者の証言が本当かどうか、分からない。 また自白については、つい先日、「遠隔操作ウイルス」を利用した犯行予告事件で、4人もの人が 誤認逮捕され、しかも、その中の少なくとも二人は、実際には身に覚えのないことを「自白」していた という、とんでもない出来事があったのをメディアと世間は、もう忘れたのであろうか? 「容疑」がある、として取り調べを受けているが、まだ起訴されたわけでもないし、 仮に起訴されたとしても,有罪判決が下るかどうか、分からない。 NHKが今日プレスリリースで「謝罪し」たが、「本当は何があったのか」事実関係を調べるのは警察の 仕事だし、厳正な処分をする、とか、しない、とかは、容疑者が刑事被告人となり、有罪判決が 確定したときに、初めて使うべき表現だ。 だから、私は、メールによるご意見・お問い合わせからNHKに 抗議のコメント送った。 視聴者のみなさまへのWEBページに、強制わいせつの疑いで逮捕されたアナウンサーの実名を載せて謝罪していますが、 くどくなるが、もう一度整理すると、 私は、森本アナが痴漢行為を実行していないだろう、とも、実行しただろう、とも書いていないし、考えていない。 「何が真実か分からない」のが現在の状況である。それは、そのまま中立的に報じられるべきであるのに、 NHK自身のプレスリリースや、他のメディアの報道は、あたかも痴漢行為の既遂が確認されたかのような印象を世間に与える。 それは、間違っている、と、私は述べている。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年11月15日(火) 今日は「インチキ更新」です。
JIRO
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