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JIROの独断的日記
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2005年11月15日(火) 「美智子様は紀宮さまを抱きしめ、何度も『大丈夫よ』と繰り返した」そうです・・・。

◆記事:紀宮さまと黒田さん、ご結婚(TBS)

 

 紀宮さまと黒田慶樹さんの結婚式と披露宴が15日、東京の帝国ホテルで行われました。

 旅立ちの朝、皇后さまは紀宮さまを抱きしめ、「大丈夫よ」と繰り返したと言います。

 15日午前10時過ぎ、紀宮さまを乗せた「プリンスロイヤル」が皇居正門を出発しました。

 式に臨まれる真っ白いドレスの紀宮さま。見送りに来た人に軽く会釈をして、笑っていらっしゃいます。

 非常にすがすがしい晴れやかな表情です。

 15日朝、車の窓を開けて、何度も会釈される紀宮さま。

 出発の朝、母である皇后さまは紀宮さまを抱きしめ、何度も「大丈夫よ」と繰り返したと言います。

 また、天皇陛下は、「家族の絆は変わらないので、折々にいらっしゃい」とおっしゃったと言います。

 午後4時過ぎから開かれた披露宴。紀宮さまは、「皇后陛下がこれまで身に着けたものを着たい」と希望され、

 美智子さまの着物を着て披露宴に臨まれました。

 皇后さまは、最初、戸惑っていらっしゃったということですが、紀宮さまの希望に沿いたいと、一緒に和服を選んだと言います。

 皇族の方々のほか、学校の恩師など出席者は120人。

 その中をお二人はゆっくりと進まれました。拍手で迎える天皇・皇后両陛下。

 14日夜、皇后さまは、急に寒くなったことを心配し、紀宮さまに温かい葛湯や生姜湯を飲ませて、疲れを気遣われたと言います。

 最初の挨拶は、黒田さんが東京都職員ということで、この人から・・・。

 「慶樹さん、清子さん本当におめでとうございます。フランスの哲学者のベルクソンが、神仏を信じる信仰と結婚は本質的に似ている。

 その本質の原理は一種の『賭け』と書いている。何百万、何千万という男女から一人を選んで契りを結ぶ・・・。

 生涯の伴侶とするという選択も、また『賭け』と思います。おめでとうございます。乾杯!」(石原慎太郎 都知事)

 シャンパンで乾杯。この後、お二人はメインテーブルへ。(TBS 15日17:55)


◆コメント:実にめでたい。

 

 紀宮さまはお綺麗でした。ただ美しいと言う以上に「品格」がある。

 きょう、引用した記事は長く、話しことばなのですが、これは、Yahoo!ニュースの動画(TBS系)に載っている、

 実際に放送で読まれた原稿(スクリプトといいますね)だからです。

 長いけれども、今日の紀宮さまご結婚関連ニュースの中では一番良いと思ったのです(一部カットしてあります)。



 テレビのニュースを見たり、ブログを見ると、素直に、お二人のご結婚を祝福するコメントが多い。

 これは、良いことだと思うのです。

 皇族を敬うかどうか、という話ではなくて、とにかく今日のお二人のご結婚は「おめでたい」こと、「慶事」ですよね。

 おめでたいことを世間が冷たく無視して、邪悪な犯罪にばかり興味を示す世の中になったら、その社会はおしまいだと思います。

 そりゃ、今日、「おめでとうございます」と言っている人だって、ミーハー的な人が多いでしょう。

 それぐらいは、私も承知している。

 しかしながら、それでも、他人様の慶事を嫉まず「おめでたい」と言う人のほうが多い世の中は、健全だと思うのです。


◆本来はもっと早く挙式するはずでした。

 

 紀宮さま、清子内親王殿下と黒田さんの結婚式は、本当はもっと早く行われるはずでした。

 ご結婚が決まったのは、2004年の1月です。

「決まった」とは、黒田さんがプロポーズして、紀宮さまがそれを受けられた、という意味です。

 2004年(去年)秋、ご婚約を発表しようと言うとき、10月23日、新潟中越地震が起り、

 紀宮さまは被災者に気を遣って、婚約発表を延期なさいました。そして、2004年12月中旬に今度こそ婚約発表、というときに、

 大叔母(祖父母の姉妹、祖父母の姉なら大伯母、妹なら大叔母)さまの高松宮喜久子さまが2004年12月18日、逝去され、また婚約発表が延期になったのです。

 紀宮さまは、婚約発表しようとして、2度、延期を余儀なくされたのです。あの時は、お気の毒でした。

 だって、想像してみてください。自分の慶事を発表しようとしたら、二回続けて不幸が起きるというのは、誰だってあまり良い感じでは無いはずです。

 だれの所為でもないのですが。

 で、やっと、昨年の暮れ12月30日、正式に婚約発表だったのですね。こんなに暮れも押してからの発表だったのですね。

 今日調べて、改めて知りました。記憶というのは曖昧です。


◆だから、もう少し豪華にして差し上げても良かったかなと・・・。

 

 皇族の方は、国民の税金なのだから、と普段の生活が質素で、美智子様など、ドレスが古くなって、ほつれがあるのを、ご自分で修復して着ておられるそうです。

 ピアノがお好きなのに、ご結婚の際、実家正田家から運んできた、要するに半世紀近く前のをまだ使っておられるとか。

 無駄遣いしろ、とは云いませんが、庶民だってもう少し派手な消費生活を送っているのに、

 日本国憲法ではっきりと、「日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴」とされている天皇陛下が、そこまで切りつめなくてもいいと思います。

 今日も、紀宮さまのご希望とのことですが、披露宴で、料理が三品ですよ。三品。

 三品で4時間ぐらい披露宴やったんですよ。終わりの方、みんなワインを飲むしかなかったらしい。



 まがりなりにも、両陛下のご臨席(披露宴に両陛下が出席なさるのは初めてだそうだ)のもと、陛下のお嬢様が嫁がれるという目出度い席ですぞ。

 新婚旅行は無し。伊勢神宮参拝が実質的なハネムーンになるだろうって、そりゃそうだろうけどさ。

 仮住まいとはいえ、内親王が1LDKで新婚生活だそうですよ。

 贅沢をしろとは言わないが、いくら皇籍を離脱し、一般人になるからと言って、普通の一般人より大幅に質素にしなくてもいいのではないだろうか。

 繰り返すが、天皇陛下のお嬢様であることに変わりはないのだ。


◆美智子様の胸中を思うと・・・。

 

 今朝、美智子様は「サーヤ」を抱きしめて、「大丈夫よ」と何度も仰ったという。

 平静に見えても、皇族から一般人になることに関して、清子内親王が全く不安を抱かないわけがない。

 それを察して、我が子を励まされた美智子様の胸中を思う。親の愛情は尊い。

 すみません。こちらも泣けて、多くを語ることができません。ここまで。


2004年11月15日(月) 「<イラク武装勢力>「全土に戦闘拡大する」と声明」←だから、ファルージャ総攻撃はダメだと云ったでしょう
2003年11月15日(土) 「イラク派遣、日本は期待できない…米国防副長官」←期待するほうが間違っているんだよ。バカ。
2002年11月15日(金) 絶望。日本経済はもはや手遅れ。

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