JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:「自殺の練習強いられる」=飛び降りの中2男子―生徒15人がアンケート回答・大津 (時事通信 7月4日(水)11時51分配信) 大津市のマンションで昨年10月、同市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で、 ◆コメント:「自殺の練習」云々が本質ではない。イジメを苦に自殺を報じると連鎖するのだ。 この事件と報道のあり方の問題に関して、本質を見誤ってはならない。 いじめを苦に、自殺した中学生がいる。それを報道すると、連鎖する可能性がある。 ということだ。 6月10日、大阪・ミナミで通り魔殺人があったときに、書いた。 2012.06.12「特異な方法による自殺」や「無差別殺人」は報道するべきでは無い。 通り魔の場合は模倣犯が現れる可能性が高いからである。 そして、危惧したとおりになった。 2012.06.14 「女性従業員刺され死亡=容疑者男は飛び降り自殺―和歌山」←マスコミに「だからいわんこっちゃない」と言います。 その後、僅か4日で同種事件(犠牲者が出た事件もある)が少なくとも3件も起きたのだ。 イジメを苦にした自殺を大きく報道すると、いじめられている子は 死ぬことによって、自分が虐められたことが、死後とは言え、全国に知れ渡り、 自分を虐めた人間が、非難されて「復讐」することが出来る、と考えがちである。 みだりに報道するべきではない。 私は、少なくとも6年前から、そう主張している。 2006.11.16 「小中学生の自殺連鎖止まらず」←お前ら(マスコミ)がいちいち報道するのも一因だぞ。 専門家が同じ事を言っていた。 2006.12.26 「いじめ自殺報道」が「自殺連鎖」を誘発した可能性あり。専門家の指摘←私は、先月同じ事を書きました。 中学生の自殺を日本中が知るメリットと知らないデメリットを考える。 さらに、報道された場合、同種自殺を誘発するかも知れない、というデメリットを考える。 答は自ずと明らか。 こういうことは、大きく取り上げてはいけないのである。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年07月04日(月) 松本復興相←あまりにひどさに論理的なことが書けません。記録として映像だけ残します。
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