JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:鈴木、根岸さんメダル授与へ=ノーベル化学賞で授賞式(時事通信 12月10日(金)14時40分配信) 【ストックホルム時事】今年のノーベル賞授賞式が10日午後4時半(日本時間11日午前0時半)から、 ◆コメント:何だかシラーっとしてるけどさ。国の誉れの先生達の晴れ姿なんだから。 デール・カーネギーのお馴染みの「自己啓発書」、「人を動かす」に確か、 「人間は1日の99パーセントは、『自分のことだけ』を考えている」 という言葉が有ったと思う。「人を動かす」はどうでもいいが、この言葉はどうやら正しい。 世の中の人々、電車の中の表情を見ればわかる。ノーベル賞など知ったことではない、 と考えている人が確かに99パーセントなのだろう。 国の誉れの人が、目の眩むような栄誉に輝いているのに、国民が無関心というのは、 寂し過ぎる。 日本人は数年に一度はノーベル化学賞か物理学賞を貰って当たり前、のように考えがちだが、 ノーベル賞の対象となる研究そのものは20年も30年も前に為されたものであることが殆どである。 つまり、受賞するときには、既に「功成り名遂げた大先生」だが、一番仕事をしたのは若い研究者だった頃である。 今、民主党政権のバカが、事業仕分けで、学問や芸術、教育の予算を削減して子供手当てに充当しようとしている。 そんなもの貰っても仕方がない。 すぐにカネにならないことは無駄だ、というのは実に無教養で下品な発想だ。 「すぐに役に立たないこと」「一見、無駄なこと」を重んずることができるかどうかで、 その人、社会、国家の教養の程度が分かる。民主党はマニフェストで教育重視とかいているのに、 全然重視していないのは、先日金星探査機「あかつき」に関して書いたときにも触れた。 大学の自然科学分野の予算を削り、30年後果たして、日本人のノーベル賞受賞者は出るのだろうか。 ◆【号外】コンマスに樫本大進さん決定 ベルリン・フィル(共同通信 2010/12/11 01:05) 【ベルリン共同】世界最高峰のオーケストラの一つ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は10日、 ◆コメント:ベルリン・フィルの第一コンサートマスターになる、ということがどういうことか、何度も説明しました。 日本人で昨年、3月末まで(ラスト・ステージは2009年2月13日)四半世紀の長きにわたり、第一コンサートマスターを 2009年02月21日(土) 安永さんがコンマスになった頃の対談。(ココログ) 私の一生で、日本人がベルリン・フィルの第一コンサートマスターに就任した、というニュースを二度も経験するとは、 夢のようです。樫本大進さんの活躍を祈ります。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2009年12月10日(木) 本日(12月12日(土))15時からNHK教育で毎コン本選ドキュメンタリーですから。ご覧下さい。
JIRO
|HomePage
|