JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:議員宿舎:赤坂の家賃9万円 衆院事務局が提示 建て替え中の「衆院赤坂議員宿舎」(東京都港区)がほぼ完成、来年4月の入居に向け家賃協議も始まった。 ◆コメント:コメント要らないでしょう。 調べるのもバカバカしいほど、腹が立つ。 与党は、小泉政権のときから、「財政の健全化」を政策の柱のひとつにおいた。 詳しいことは、小泉経済政策検証総括に書いたので、お読みいただきたい。 財政再建の方法には、大きく分けて二つの選択肢があった。 一つ目。経済を活性化し、税収を増やす方法。 二つ目。歳出(国庫からの支出)を減らす方法。 小泉は(実際には小泉はバカで何も分らないから、もう1人のバカの竹中平蔵に任せたのだが)は、2番目の方法を選んだ。 そうしたら、役人は、自分たちが将来天下りする先を温存しておきたいので、 本来減らしてはいけない、社会保障費など(年金、医療費の国庫負担等々)「義務的支出」を減らした。 月収一万円の障害者に対して、自己負担分を増やした。 国民家健康保険の国庫負担分を減らし、保険料を引き上げた。 このため、病気なのに治療を受けられない人が増加した。 自殺者は7年連続で3万人を超えている。 こういうときに、国会は、国会議員が、今住んでいる青山宿舎がまだ使えるのに、 何と、東京メトロ・溜池山王駅から徒歩3分という超一等地に、地上28階、地下2階、部屋数300、 スポーツジムや展望ラウンジも備わる豪華マンションを作るというのである。家賃が9万円なんてマンションは、無い。 新しい宿舎の建設費は334億円。国有地なので、土地代は要らない。時価換算約500億円の超高級マンション。 近隣のマンションの家賃は、45万から50万円である。如何に国会議員が自らに対して「破格の優遇」をしているかが分る。 この超高級マンションに仕事中に携帯で遊んだり、新聞・雑誌を読んでいるセンセー方が お住まいになるのだそうだ。 昨日は、夏目漱石の命日だった。 私は漱石が学生の頃から好きで一通り読んだが、一番好きな作品は?と訊かれたら、 「坊っちゃん」になる。文学青年からいくらバカにされようが好きなものは好きなのだ。 (ちなみに、今年は「坊っちゃんが」発表されてから、100年目になる)。 「坊っちゃん」が田舎の学校の教師に赴任して間もなく生徒にからかわれて、腹を立てて口にする言葉がある。 問題の所在は、全く異なるが、その言葉をセンセー方に申し上げたい。 「君たちは卑怯という意味を知っているか。」 【読者の皆様にお願い】 駄文をお読みになり、お気に召した場合、エンピツの投票ボタンをクリックしていただけると、幸甚です。 画面の右下にボタンがあります。 よろしく御願いいたします。
2005年12月10日(土) <松下電器>石油温風機事故←問題ではあるが、松下の対応はさすがだ。
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