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JIROの独断的日記
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2010年12月05日(日) 今週あたり、忘年会が多いでしょうが。下戸からひとこと。

◆忘年会は他言語に翻訳不可能である。

ということは広く知られている。ガイジンからは、しばしば、

何故、日本人は「年」を「忘れ」ようとする酒宴を開くのか?

と訊かれる。返答不可能である。私が知る限りそれに仮説を立てているのは「ものぐさ精神分析」の著者、

心理学者の岸田秀氏だけである。


比較文化的考察は興味深いが時間がないので今は省略する。

一言。

今週あたり、職場の忘年会が多いだろう。私は向精神薬を服用していて、アルコールとの併用は禁忌である、

という「大義名分」があるので、もう10年以上、一切の酒宴に出ていない。もともと大嫌いなので、

これは大変有難い。

しかし、普通は、いくら酒が飲めないとか、宴会が嫌いだといっても認めて貰えないのが、

日本社会の慣例であることは、今更言うまでも無い。

大人だから、皆我慢して出ているが、問題がある。

まず、純粋に生理的な問題。下戸、つまりアセトアルデヒド脱水素酵素がAG型、又はAA型

(詳しくは、「『オールフリー』出荷停止=発売1週間、生産追いつかず―サントリー」←ノン・アルコール・ビールが売れる理由に関する一考察。をご参照)

の人間は、アルコールを無理矢理飲まされると頭が痛くなったり気分が悪くなるのだ。

ここに、書きましたからね? それを知っていて、飲めない人間に無理に飲ませるのは暴行又は傷害の構成要件に該当する。

受動喫煙にはあれほど、五月蠅いのに、アルコールの強要に寛容であることは、論理的に矛盾している。

そして、2番目に精神的に酒宴が嫌いな人間にとって、酒飲みの酔態、ましてや、絡み酒の人間の行動はストレス以外の何物でもない。

しかし、「仕方がないから」出席しているのだ。ということを大人なら理解しましょうね?

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