JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:<ハイチ大地震>「300万人が被災」…国際赤十字推計(1月13日21時35分配信 毎日新聞) カリブ海の島国ハイチで12日夕(日本時間13日朝)に発生したマグニチュード7.0の地震で、 ◆記事2:ハイチ地震への支援検討=官房長官(1月13日17時4分配信 時事通信) 平野博文官房長官は13日午後の記者会見で、カリブ海のハイチで起きた地震について ◆コメント:日本人に被害が出ていなければ、極端に無関心になる。日本人の悪い癖だ。 日本のメディアでは、現地の様子がよく分からない。BBCのニュース・サイトが写真を載せている。 英語が読めなくても写真を見れば、どれ程の被害か一目瞭然だろう。 In pictures: Haitian earthquake 少しは英語だって読めるだろう。中学出ているなら。 このページは情報が最新情報に自動更新される。リロードする必要なし。 LIVE: Haiti earthquake 試しに、Twitterでこれらの情報を流してみたが、若い人たちは、恐ろしいほど無視している。 マスコミも世間も、他国の災害に、日本人が巻き込まれていない、と分かると、極端に無関心である。 私は、日本人の悪い癖だと思う。 テロ特措法の頃から、自衛隊を海外に派遣するのは「国際貢献」なのだ、という論理が横行している。 あれは、交戦中の同盟国に対する後方支援で、広義の集団的自衛権の行使に該当し、違憲である。 私は、自衛隊のイラク派遣が決まった時から、特に、ずっとそれを繰り返し述べてきた。 司法も同じ判断を下している。 2008年04月17日(木) 「自衛隊イラク派遣に違憲=兵士空輸「武力行使と一体」−名古屋高裁」←私は4年以上前から繰り返し違憲だと書いてきた。(ココログ) 憲法解釈の話は今日は直接関係ないからこれ以上触れない。 ただ、「国際貢献」という言葉を自民党政権の頃も民主党も「伝家の宝刀」の如く 振り回すが、人殺しの手助けをすることが国際貢献だとは到底思えない。 どうして、今日のハイチのような災害が起きたら、ただちに自衛隊を派遣する と言えないのか。官房長官が記者会見で、「支援も検討」と述べているが、検討するとは、 支援しないかも知れないということではないか。ごちゃごちゃ言ってないで、さっさと派遣しろ。
スマトラ島沖地震のときは、自衛隊が派遣されたが、あの人殺しの好きなアメリカの軍隊も救援物資の輸送に従事した。 イラク戦争より、はるかに満足できる と言った。艦載ヘリの女性パイロットは ここでは破壊じゃなくて人助けをしている と意気盛んだった。 ある男性航空兵は 僕の人生でこんなに意義深いことはほかになかった と感激の涙をこぼした。 これらのエピソードは、 2005年01月05日(水) 「『戦争より遙かに満足』救援活動に従事する米兵。」(ココログ) に書いた。人間は、人を殺すよりも、人を助けるときに喜びを感じる、というあまりにも当たり前のことだ。 これらは、アメリカ軍人のエピソードだが、自衛官とて、同じに決まっている。 こういう時に、世界のどこよりも早く助けに駆けつけて「国際貢献」することこそ、「国際社会において名誉ある地位を占める」 ことだと思いますがね(因みに憲法前文に載っている言葉だ)。 鳩ポッポ総理は、例によって無表情で、全然そんなことを思い付かないようだ。 私の記憶が間違っていなければ、鳩山内閣総理大臣の政治の中核を占めるのは「友愛」「博愛」だったように思うが・・・。 多分私の記憶違いであろう。 ◆個人の自由だが、今、目の前のパソコンから、募金可能だ。 過去に紹介したが、ネット募金は簡単にできる。
2009年01月13日(火) 「米の停戦決議賛成、10分前に阻止=ライス長官「恥かく」−イスラエル首相」←パレスチナ人を殺しているイスラエルは恥ずかしくない?
JIRO
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