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re-invention



 問いの連鎖が始まる

2つの正三角形の問題の続き
基本的な問題を解いた後は,生徒の問いを紹介していく。
これまで、授業の振り返りカードでは、
どんな内容でも問いが書いてあれば、「次がある」にチェックを。
その問いがよければ「問いがgood」にチェックし
全体の場で紹介させてきたが、
実際は、なかなかチェックを付け難かった。
そこで、その中間を作ることとした。
紹介したい内容の問いは、
「次がある」のチェックにさらに丸を付けることにした。

久しぶりにネームプレートを活用。
合同な三角形がまだ存在することが見えるのは,
d-book+GCLでの手書き機能+移動を見せたからだろう。
対応が見えてくると,合同が見えてくる。
条件(仮定)を変えたらどうなるかという話が,盛り上がる。
二等辺三角形なら・・条件を弛めるいい問いだ。
でもそれだけでは図形を描けない。
その感覚を理解させるには,
作図ツールで作図させることなのだろうが,・・・
直角二等辺三角形や,正方形で考えさせる。
時間の関係から、「追究してみよう」「気がついたことを説明し合おう」
という放り投げる感じの授業に。
わからない生徒もいたことだろう。
でも,こんな自由度もたまにはいいかな。
点Cが線分ではなく直線上を動いたらや、
点Cを線分からはずしたフリーな点にしたら・・・
という問いも出てくる。
わくわくする瞬間。


別のクラスでは,一つの三角形を逆にしてみたら・・という問い。
この方が自然に合同が見えてくる
左右対称な図形。
こんな発想が出てくるのは,
dbookで気軽に図形を対称移動しているからか。
見えてくるものが
違ってきている気がするのはうれしい。


2006年10月26日(木) 相乗効果で
2005年10月26日(水) 自信から確信へ
2004年10月26日(火) 虹は二次曲線!?


2007年10月26日(金)



 どうしてそんなことに

昨日の授業で生まれた生徒の問いを,
早速他クラスでも紹介する。


こんなところに,平行線を引くと・・・
合同な図形が表れる!
どうしてそんなことに気がついてしまうのか。
そこから先の新たな二等辺三角形の話も,なかなか秀逸。

次のクラスでも,
正三角形を正方形に変える話が出てくる。
思わずにんまり。

平行四辺形に入るどころではなくなってきた感じ。


2006年10月25日(水) できる喜び
2005年10月25日(火) 小さなつまずきを乗り越えて
2004年10月25日(月) 授業化する難しさ


2007年10月25日(木)



 どうして言えないのか

朝の清掃に,3年のキャプテンが参加。
こういう伝統ができるといいなあ。

正三角形の問題の2時間目。

証明方法が見えても,書くとなるとなかなか難しい。
共通な角度を足したものだという記述と,
共通な角の外角という記述,
いろいろな書き方ができるもの。


日課変更で,初任者指導で巡回指導しているI先生にも
自分の授業を見ていただく。
最初に,前期の5枚の振り返りカードをまとめる。
直角三角形の合同条件を導く必要性から,
直角三角形の問題へ流す授業。

スタンドアップでの
関わり合いがいい感じ。
自分のクラスでの授業が,
実に楽しくなってきた。

実はこの時,凄い問いが生まれていた!
どうしてそんなことに
気がついてしまうのか。

午後は,出張。小中連携の授業。
小中の教員が共に授業を作り出す,
それはそれで凄いのだが,
教員加配の裏付けのない連携授業は,
首を絞めるだけだと,どうして言えないのか。
無理を継続する余裕が,本当にあるのか。

レポートをどう書いたらいいのだろうか。








2006年10月24日(火) (1/3)×6=2
2005年10月24日(月) 全員がゴールできる爽快感
2004年10月24日(日) 放物線は二次関数だ


2007年10月24日(水)
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