Just for today !
re-invention



 小さなつまずきを乗り越えて

朝の合唱。もう一息のハーモニー。
響きが得られる瞬間を求めて,
昨年の奴らも必死だったことを思い出す。

授業は2種類。
方程式の計算練習ラストが3クラス。


授業が楽しい。
スタンドアップで,
できる生徒もフルパワー
できない生徒も,もちろんがんばる。
がんばるからわかる。
わかってもらえると
うれしいから教える側もその気になって,
「全員が納得」というゴールを目指す。
主役がたくさん。
今まで自分一人の力で
何とか指導しようと思っていたのは,
なぜなんだろう。
かえって不思議に感じたりして。
面白いものだ。










ラストに囲い込みを入れたのが正解。
スタンドアップ+囲い込みとでもした方がいいかな?

もう一つは,いよいよ方程式の利用。

どうなることやら・・・と思っていたら,
英語の新採指導で,火曜日のみ来ているU先生が
授業を見せてとのこと。
ちょっと緊張しつつも,
ただただ生徒が頑張るスタンドアップの授業を見ていただく。
前時の復習と,
方程式の利用での
解説を20分ほどして,残り30分。
こちらは何の手だてもないのに,
立式の理由を必死に説明する生徒。
図だったり,具体例だったり,
やり方はいろいろ。
何がいいのかは,よくわからないが,
伝わるまでがんばることが,なによりもいい。

放課後,授業記録を頂く。
生徒同士の小さなやりとりを教えていただき,ありがたい限り。

<その1>
Tさんのところに,Mさんが来る。
M:わかった?
T:待って,χ×3−5=χ×2+10
 普通に計算すればいいの?
M:うん。
・・・・・
T:ああ,なるほど。ありがとう。やっとわかった。

<その2>
S:なぜ,これが生徒の数になるの?
 (方程式を解いて,χ=15が出た後)
O:生徒の数をχにしたから,これが生徒の数なんだよ。
S:・・・・あっそうか。Oくん偉い!

どちらも,「そんなところで」と思うようなところでのつまずき。
でも,つまずいている生徒には大きな障害。
課題は教科書。
問題を写す時間が惜しいから。
何の工夫もないけれど,いい時間が流れる。

放課後は,今日もいくつかの対応。
いくつかのやりとり。
攻めの指導をしていかないと,攻められるということ。



2004年10月25日(月) 授業化する難しさ


2005年10月25日(火)
目次