娘が「うちはハロウィンの日に何をするの?」と言い出した。
私が子どもの頃はハロウィンって絵本やなんかの知識では知っていたし「外国でそういう行事がある」と言う程度に思っていたけれど、日本もここ数年で「ハロウィンの日はハロウィンっぽい事しなくちゃ」な風潮になっていると思う。
スーパーに行くと「ハロウィン用のお菓子」が売っているし、玩具屋だの100円ショップだのに行くと、ハロウィンの飾りだのコスプレ用品だのが所狭しと並んでいる。テレビをつければ「ハロウィンパーティをしよう!」とちらし寿司だの、南瓜シチューだのCMが流れていて子どもはワクワクしてしまうようだ。
日本にはハロウィンなんて習慣はないし、商業ベースに乗せられているだけだと分かっているけれど、子どもがいると無視できなかったりもする。
娘がこういう事にワクワクするのも、あと数年の事だろうから、付き合ってやるか……と言うことで、今日は娘と明日のハロウィンに向けての準備をした。とは言うもの、まさかよそのお宅を訪ねて行って「お菓子くれ!」なんて言えるはずもなく、日頃から野菜だの戴き物だのをおすそ分けしあう仲のご近所さんに、お菓子を配ることにした。
娘は小学校の運動会で着た衣装をハロウィンっぽく流用させた衣装を着て、悪魔角のカチューシャをすることに。手には手製のステッキ。お菓子には「ハッピーハロウィン!」と書いたカードを付けた。
それにしても夕食はどうしたものか。私は料理は好きだけど、デコ系の細工はあまり好きじゃない。南瓜ポタージュは作るとして……人参ご飯のおにぎりを作って、海苔で南瓜っぽい顔でも付けようかな……などと悩ましい。
そしてハロウィンが終われば、七五三とクリスマスがやって来ると言う現実……子どもがいると行事から逃れられないのだなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
お菓子を配るご近所さんは男子ばかりなのでポテトチップスと言う選択に。微妙にハロウィンらしくないけれど、それはそれで。ステッキはカレンダーの裏を活用して制作。写真で見るとマシだけど実物はちょっとアレな感じ。