白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年10月30日(土) 巣作り

転職して1ヶ月。

口約束上の契約は3月末までの約束だが、書面での正式な契約は1ヶ月更新。とりあえず来月も使ってくれるとの事で、ホッっと胸をなでおろした。前職場の事、前任者が返品された事などがあるだけに「契約」に対して神経質になっているみたいだ。

仕事は未熟だし、ジタバタ感はあるけれど、ひと月も働けば、多少なりとも余裕が生まれる。最初の頃は「お茶を飲むのも忘れるくらい」仕事に振り回されていたのだが、お茶を飲む余裕くらいは確保できるようになった。

で。来月も首が繋がったのを祝して、職場環境を快適にするべく「巣作り」をはじめた。と言っても、マイ文房具を充実させて、膝掛けとマグカップを持ち込んだだけなのだが。

もちろん、マグカップの中身の選定にも余念が無い。ティバッグの紅茶や、焙じ茶。個別パックのカフェラテなど。図面描きの相棒に「豆乳で作ったカフェラテ」をお裾分けしていたらば、隣席の27歳男子が「いいなぁ。僕にもくださいよぉ。ねぇ、何持ってるんですか?僕のと交換しましょうよ」と言う。子供っぽい口調に思わず笑ってしまったが、彼にも同じ物と、紅茶をお裾分け。彼からはクリープだのお砂糖だのを、ドッサリ貰った。相棒からは簡易ドリップ珈琲。隣の係の事務派遣嬢も加わって「大トレード大会」となってしまった。ちなみに27歳男子以外は全員30代。いい年した大人である。巣作り順調也。

昨日は初めて送別会に参加した。社風が違うと、こうも雰囲気が違うのかと驚くことが多かった。送り出される人の人望もあったろうが寄せ書き「色紙」をプレゼントしたり(←しかも、そうとう本気で作ってある)、記念品も彼の趣味のものだったし、感謝状のようなもの(←真面目なようにもせかけて笑いも取ってあり)を読み上げたり、希望者が起立して出て行く人への思い出を語ったりと、学校のお別れ会のようなノリだった。

以前から、なんとなく感じていたのだが、今の職場の人達は「学級会ポジション」で言うと「副委員長」が似合う人の集団……という気がする。委員長ではなく副委員長。ここポイント。ちなみに私に役どころを振ってるとするならば……せいぜい生き物係ってところだろう。教室の隅で、コソコソとフナに餌とかやってそう。

本日は自宅にF来襲。ヲタク行商のための帰郷である。実に10ヶ月ぶりの再会だが、まめに連絡を取っているので、ありがた味はあまり無い。ま。今夜はお酒など飲みつつ語り明かすことになると思う。Fが来るまでに用事をしなければなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年10月30日(木) 敬愛の白い薔薇
2002年10月30日(水) 「穏やか」の効能。
2001年10月30日(火) お見合い。その後。

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