白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2005年10月30日(日) 無題(題名思いつかず)

今日は未来の夫の家で結婚式の招待状の用意など。宛名は筆耕さんに頼んだのだけど、住所を確認したり、メッセージカードに何某かを書いたり。面倒臭いことこの上なし。ま、しかし「やる」と決めたのは自分達なのだから、嫌がらずにやらねば。明日は新居の引渡し。未来の夫が有休を取ってくれて立ち会ってくれる。これからリフォームの手配をしなくては。やること山盛りで息切れ気味。

自宅へ帰るべくJRの駅へ。快速電車の停まらない駅なのに、なぜだか快速電車が停まっていた。「どうしたんだう?」と思っていたら、担架が運ばれてきたので「快速電車の乗客に急病人でもでたのかな?」(←以前、そういうことがあったので)なんてことを思いつつ、ズイズイとホームを歩いた。……と。前方に血みどろの人が。

ホームにいた人が突然、快速電車に飛び込んだとのこと。ホームには、そこそこ人がいたのだけれど、騒然としている訳でもなかったので、そんな大変なことが怒っていたなんて気付かなかった。人はショッキングな出来事に遭遇すると、思考が停止してしまうのかも知れない。救急隊の人や警察がドヤドヤとやってきて、目撃者に話を聞き始めた頃から、やっとザワつきはじめた。

実際、私も呆然としていた。血を見るのは平気だけど、自殺とか、死人とか、そういうのには滅法弱い。未来の夫と愚弟に「人身事故があったしくて電車が停まっちゃってる」とメールを打って、しばらくホームでボーッとしていた。未来の夫から「電車が動かないなら地下鉄が帰りなよ」と返事があったので、やはりボーッとしたまま駅を出て地下鉄で帰った。

メールじゃなくて電話をして駅まで来てもらえば良かった……と後で思った。メールには「血みどろの人」の話を書かずに、ただ「電車が停まってる」としか書かなかったから、未来の夫には仔細が何も伝えられなかったのだ。あとで報告して吃驚されてしまった。なんかこう……未来の夫に気を使ったんじゃなくて、吃驚し過ぎて頭が回らなかったのだ。

電車に飛び込んだ人にも色々と事情があったろうけど、電車の運転手さんは気の毒だなぁ。私だったら運転手を辞めたくなっちゃうかも知れない。だけど家族とかいると、そうも言っていられないだろうし……なんてことを、あれこれ考えてしまった。

そんなこんなで今日はガックリと疲れてしまった。こういう日があるのも仕方が無いことなんだけど、ちょっとなぁ……って感じ。気を取り直して明日からまた頑張って働こう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年10月30日(土) 巣作り
2003年10月30日(木) 敬愛の白い薔薇
2002年10月30日(水) 「穏やか」の効能。
2001年10月30日(火) お見合い。その後。

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