昨日、娘とNHKの『Rの法則』と言う番組を見ていたら「豆腐の色々な食べ方」について特集されていた。『Rの法則』は女子高生がキャッキャウフフと興味のある事について試してみる番組で、小学生の娘にはまだ早いと思うのだけど、娘は結構楽しみにしている。
「豆腐は低カロリー・高タンパクだから美容にいいしダイエットにもオススメ」と言うような内容。娘はダイエットする必要なんて無いのだけれど、紹介された料理を女の子達が「美味しい〜」とキャッキャして食べているのを観て俄然喰いついてきた。
娘が作って欲しいとリクエストしてきたのはくず餅風豆腐。豆腐をくず餅のように切って、きな粉と黒蜜をかけて食べると言うもの。「明日のオヤツはあれが食べたい」と娘。そして、さっく娘が帰宅するのに先駆けて、私が作って試食してみた。
……まぁ。悪くない。わりと美味しい。豆腐って主張しないタイプの食材だから、なんだって合うのだろう。くず餅とは似て非なるものだけど「和風スイーツ」と名乗っても良いと思う。
しかし。そこに「甘いものを食べてやりましたわ!」と言うカタルシスは無かった。満足感が全く無いのだ。病気等の事情でにカロリーを制限しなければならない人には良いデザートだと思うけれど、そうでなければ遠慮したいところだ。
人間の脳は高カロリーの食べ物を美味しいと感じるように出来ている……と何かの本で読んだことがある。それは生き抜くための本能なのだろう。実際「炭水化物・油・糖分」というカロリー的には極悪な組み合わせの食べ物はとても美味しい。
娘がくず餅風豆腐を食べて、どんな反応をするのか楽しみだ。もし気に入ったと言うのであれば、オヤツの定番に加えてもいい。白玉団子やわらび餅を作る代わりに、豆腐を切るだけなのだからお安い御用だ。
カロリーは美味しい。食養生しなければならなくなったのなら、そういう食べ物もアリだと思うけれど、個人的にオヤツは美味しく食べたいと思派だ。それはそれとして。くず餅風豆腐はダイエット中のオヤツには良いかも知れないなぁ……なんて事を思いつつ今日の日記しこれにてオシマイ。