白い木蓮の花の下で ~逝くときは白い木蓮の花の下で~ 目次|過去|未来 【検索からお越しの方へ】
日本人という生物は……大雑把に分類すると2つのタイプに分類される。 「台風」とか「カミナリ」とか「嵐」とかいうものと対峙した場合に 理由もなくドキドキしてしまうタイプと 理由もなく不安になってしまうタイプに。 ちなみに、私は紛れもなく後者のタイプ。 私も三十路をむかえ、一応立派な大人なので 台風がもたらす被害……ってのも充分に理解しているのだけれども このトキメキやドキドキ感は、どうしようもなく湧き上がってくるものなのだ。 台風の被害が無ければよいのになぁ~と思う気持ちがあるのに嘘はない。 災害が起こって喜ぶようぢゃ、人として「どうよ?」って思う訳で。 なのに……それなのに…… 台風情報を聞くとドキドキしてしまう自分がいるのは、どうしたものだろう? 非・日常的なモノへの憧れであるとか 鬱屈したストレスの捌け口であるとか もったいぶった理屈を付けることも、できにくもないのだが たぶん根本にあるのは「未体験ゾーン」への好奇心なのだと思う。 もしも本格的に台風の被害遭遇したなら、そうは思えないだろう。 台風で被害に遭った人に「ごめんなさい」って思いながら それでもドキドキしちゃう……なんとことは無いだろうと思うのだ。 考える「脳」と、感じる「心」は違う訳で…… ごめんなさい。私、台風にドキドキしちゃってます。 私の住んでいる場所では、台風の被害はなさそうに感じだけれども 通り道の方は、マジでお気をつけくださいまし。 心配する気持ちと、ドキドキする本能は別物なのだ。 こんなことを日記に書いてしまうだなんて「人としてどうよ?」と思いつつ 今日の日記は、これにてオシマイ。 |