白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2012年11月09日(金) 充分な休養。

今日、娘は幼稚園を休んだ。

昨日の診断は風邪からの胃腸炎とのことだったけど、親の目から見ると休む必要は無かったと思う。熱も無いし顔色も良くて食欲もある。そして下痢はすっかりおさまっていて元気そうだ。でも娘が「念のため幼稚園はお休みする」と言うので、内心「そうは言うけど、見るからに大丈夫そうですけどね」と突っ込みを入れつつ休ませることにした。

一応「お腹の風邪」ってことなので食事は病人用。おうどん、卵、野菜の煮物、お豆腐、すり林檎、すり林檎ジュース。娘はどれも美味しそうにモリモリ食べていた。特に娘が気に入ったのは「すり林檎」と「すり林檎ジュース」。「赤ちゃんの時はいっつも食べてたんだよねぇ」と、やたら嬉しそうに食べていた。

1日家に籠って室内遊び。シルバニアファミリーだの、リカちゃんだの、塗り絵だの。縫いぐるみでごっこ遊びもした。暇に任せて私のIPhoneに『漫画カメラ』なるアプリを入れて、色々な物を撮影してゲラゲラ笑ったりもした。とにかく今日は1日中、娘にベッタリと付きっ切りで相手をした。娘が3歳くらいの頃は毎日こんな感じだったなぁ……と少し懐かしく思ったり。

娘にとって良い1日だったんじゃないかと思う。

娘を見ていたら、ふと江川晴の『看護婦物語』(後に『救急外来』に改題)を思い出した。主人公の看護師が「病院ではなくて看護院のような物を作りたい。投薬や治療はなくても充分な休養と看護だけで元気になる人は多いのではないだろうか」と考える場面がある。本格的な治療が必要でない程度の体調不良でも誰かに構ってもらって、大切に扱ってもらう中で、しっかり食べて、ゆっくりと休むって良いものだ。しかし大人になると、なかなかそうはしていられない。仕事は簡単には休めないし、仕事をしていない主婦だって「やらなければいけないこと」は山積みだ。なので、今日の娘のように「熱はないけど休んどこうか」なんて訳には到底いかない。

それだけに「子どもの頃の病気の思い出」って特別なのだと思う。娘も大人になった時「すり林檎」のことを懐かしく思い出すのかなぁ……なんて思ったりした。

そんなこんなで今日は娘の相手だけをして1日が過ぎていった。娘は1日家にいて体力が余ってしまったらしく寝るのに苦戦していたけれど、それくらい元気になったって事だ。流石にこの週末はパーッっと遊びに行く訳にはいかないけれど、病院に走る心配はなさそう。取り敢えず娘の風邪は回復しつつあるようなので良かったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

漫画カメラで撮った娘のペンギンと、以前私が作ったペンギン用の洗濯機。漫画カメラを通すと、ちょっとシュールで良い感じです。











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