今日は娘とFの家へ遊びに行ってきた。
Fの家では家庭菜園と呼ぶには、あまりにも大がかりな菜園があって、今日の目的は夏野菜の収穫。Fは前職の契約が満了して今は浪人生活中。ご両親が海外旅行で留守なので「とても1人では食べきれないから」とSOSが入ったのだ。我が家は野菜好きだし、もし我が家で食べきれないほど戴いたとしても、嫁入り先は山ほどある。
朝、地元で開店直後のケーキ屋さんで冷たいデザートを買ってFの家へ。身体に虫よけスプレーを塗り、帽子をかぶって収穫開始。キュウリ、モロヘイヤ、トマト、ピーマン、オランダ豆など次々と収穫していった。娘は畑を行ったり来たりしつつ、モロヘイヤを見て「葉っぱ、葉っぱ」と喜んでいた。モロヘイヤの収穫は娘も手伝ってくれた。短時間の収穫だったけれど、終わった頃には汗だくになっていた。
昼食はFが用意してくれていた。鳥の唐揚の卸ポン酢、サラダ、それに南瓜のポタージュ。娘は南瓜のポタージュがいたく気に入ったらしく、そればかりを飲むのでご飯を食べさせるのに難渋した。デザートの桃が美味しくて、娘はやたらとご機嫌だった。
Fとは娘の相手をしつつ色々な話をした。「自分の周囲に心を病んでいる人が多くなっている気がするね」とか、最近のゲーム事情とをヲタク話とか。毎度のことながら、役に立たない話が大半で、ほんの少しだけ真面目な話をした。
Fの家で作る野菜は何度となく戴いているが、身贔屓抜きでどの野菜も美味しい。娘が生まれるまでは「収穫済みの野菜」を戴くばかりだったけれど、娘と一緒に収穫を手伝わせてもらえるのは嬉しいことだなぁ……と思う。自分の手で収穫したら、もっと美味しく感じるし、何よりも娘に「野菜の収穫」を体験させてやれるのがありがたい。野菜畑に立つ子供の姿って、なんかこぅ……郷愁をそそられるとと言うか、胸にグッっとくるものがある。私自身は農家の生まれでもなんでもないのに「懐かしい」って思うのはどうしてなのだろうなぁ。
明日からはしばらくFの家で作った野菜を食べることになる。美味しい野菜をどう料理しようかと考えるのはとても楽しい。まずはモロヘイヤあたりから攻めてみようかなぁ……などと思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。