ずっとクーラーをつけずに我慢していたけれど、とうとう寝る時にクーラーを付けてしまった。もう、秋になるまでクーラー無しでは眠れないのだろうなぁ。
「出来るだけクーラー無しで頑張ろう」との誓いを立てていたのだけれど、娘が夜中に暑くて泣きだしたのをキッカケにクーラーをつけることになってしまった。それまでは、夫婦間でチキンレースのように「あなたが耐えられなくてクーラーのスイッチを押してしまったとしても決して恨まないから!」と互いに牽制しあっていたのに、娘の泣き声には勝てなかった。所詮、私達夫婦も子に甘い親…ってことなのだろう。
……とは言うものの、就寝時以外はクーラーをつけずにいるので暑くってたまらない。家族で何気に夏パテ風味。こうなってくると夏野菜や夏の果物のありがたさが身に染みる。娘は毎日、葡萄を食べているけれど私達夫婦も娘と同じペースで葡萄を食べていたら家計が大変なので自重している。が、明らかに身体に何かが不足している。
そんな時、夫が唐突に「運動部のマネージャーになってくれ〜」と言った。夫はかつて高校時代は柔道。大学ではアーチェリーに本気で取り組んでいた暑苦しい運動野郎。しかし「マネージャーになれ」と言われても、今までの人生でまともに運動なんてした事のない私にはピンとこなくて「どう言う意味?」と聞いてみた。すると夫は「レモンの砂糖漬けが食べたい」と言う。
ものすごく納得してしまった。私達夫婦に足りなかったのはそれだ。早速、レモンを買ってきて砂糖漬けを作ってみた。レモンなんて酸っぱくてまともに食べられた物ではないだろうと思っていたけれど、これが吃驚するくらい美味しいのだ。運動する人達の知恵って素晴らしいなぁ……と感服した。
この夏は冷蔵庫にレモンの砂糖漬けを常備しようと思う。それにお酢で作るサワードリンクの類を作ろうかと思案中。「暗いと不平を言うよりも、進んで明かりを…」ではないけれど、暑いと不平を言うよりも積極的に暑さ対策に乗り出した方が賢明と言うものだ。
この夏の暑さをどう乗り切るか…って事が、今の私の最重要課題。家族全員で元気に涼しい季節を迎えたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。