白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2009年02月06日(金) 取り立てて何もせず

昨日は結婚記念日だった訳だが取り立てて何もしなかった。

結婚3年目にして「何もしない」ってのはどうなんだろう…と思いつつ、夕食に夫の好きなグラタンを作っただけだった。夫が仕事帰りに、お気に入りのヨーグルト(ちょっと高くて普段は買わない)を買ってきてくれたので、それをデザートにした。だが、私達夫婦も最初からこれほどまで結婚記念日に淡白だった訳ではない。

1年目は写真館へ記念写真を撮りに行った。その時は「毎年、結婚記念日前後に記念写真を撮ろうね」と誓い合った。その時、娘はまだお腹の中にいた。

2年目の結婚記念日は結婚記念日に近い週末に実家の母が「孫は私が見てあげるから、たまには2人でランチでも行ってらっしゃいよ」と言ってくれたので、ありがたく甘えさせてもらった。

そして3年目の今年は何もしなかった。

1年目に誓った「毎年記念写真を撮る」と話は翌年、すでに断念していた。寒い時期に乳児を連れて撮影なんてとんでも無い話だと思ったのだ。もちろん娘自身の記念日なら話は別だが、結婚記念日は夫婦のものであって娘のものではない。そして2年目でつまずいた記念写真は3年目の今年は話題にも上らなかった。

2年目の結婚記念日のように実家の母に娘をお願いすれば、ランチくらい行けたのだろうと思うのだが、昨年は実家の母が申し出てくれたのでそれに甘えさせてもらったけれど、自分達からお願いするのは、ちょっと違うような気がしたので、それも無し。

何もしない結婚記念日だったけど取り立てて不満は無い。娘が成長してお留守番出来るようになれば、結婚記念日に夫と2人でデートすることもあるかも知れないけれど、今はまだその時期ではないのだ。

夫婦の間に子供が生まれると、どうしても子供中心の生活になってしまう。でも、それはそれで幸せなことなんじゃないかなぁ……と思うのだ。たぶん、そんな時期はアッっと言う間に過ぎてしまうだろうから。

来年か再来年の結婚記念日は娘を連れて外食したいと思っている。来年の今頃、どうなっているかなんて想像もつかないけれど穏やかに暮らしていたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2008年02月06日(水) 赤ん坊の世界
2007年02月06日(火) 待っている時間
2006年02月06日(月) 披露宴〜新婚生活
2004年02月06日(金) 不思議だし、怖いし。
2002年02月06日(水) 自殺の美化に思うこと(クドイ話なので苦手な方は遠慮してください)

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