白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年02月06日(月) 披露宴〜新婚生活

新婚生活初日。初日記。独身生活最後の日〜披露宴の覚書など。

独身最後の日はケジメとして母に挨拶をしなくちゃ……と思い、あらたまって話を切り出そうとしたのだけれど、乙女な母はそういうノリが嫌だったらしい。「結婚しても、こんなに近いんだし…」なんてことを言い始めたので話の半ばで軌道修正。「子供が1人巣立ったことだし、これからは自分が楽しむことに力を入れてね」と前もって準備していた指輪を渡した。乙女な母のツボにヒットしたらしく、いたく喜んでくれた。夜は馴染の小料理屋さんで外食。最後の晩餐くらいは乙女な母が手料理を振舞ってくれるかな……なんて思っていたけど、まぁ、ある意味において我が家らしい晩餐だと言えなくもなく。

結婚式当日は朝から恐ろしい寒さだった。総勢26名の小規模な披露宴は、私の友人の3名を除けば全員親戚縁者。恐ろしく年齢層の高い宴となった。親戚ばかりだし、地味な宴会になるのかなぁ…と思っていたが、以外と楽しかった。始終笑いっぱなしで、東京から来てくれたFからは「白蓮、笑い過ぎ」と言われる。心配していた料理の味も、まずまずだったのでホッっとした。「何もしないけど、食事だけは美味しく食べてもらいたいね」と思っていたので何より。

披露宴の定番である「娘から母への手紙」も披露した。「たぶん泣けないだろうし、泣かずに淡々と手紙を読む花嫁って感じ悪いよなぁ…」とて司会者に手紙を読んでもらったのは大正解。挙式から披露宴の間、一滴の涙もこぼれることなく、最初から最後まで笑ってばかりいたように思う。

披露宴の後は「二次会」しないし、「素敵なホテルのスィートルームで一泊」なんて行事もせずに真っ直ぐ新居へ。新居の玄関先に『笑っていいとも』なんかに贈られるような生花のスタンドが置かれていたのに度肝を抜かれた。友人達からの贈り物。こんな花を貰うのは最初で最後じゃないかなぁ。素敵な演出をしてくれた友人達に感謝。夕食は夫と2人でモツ鍋など。

そして今朝は朝イチから生花スタンドの花を花瓶に活けかえた。花瓶5つ分の大容量。今まで生きてきて、1度にこれほど沢山の花を捌くのは初体験。花好きの私にとっては幸せ過ぎる時間だった。食卓に花。窓辺に花。玄関に花。外は寒いけれど、春が来たような賑やかさである。

新婚初日の朝食は、朝昼兼用でホットケーキを焼いた。ホットケーキが好きな夫を吃驚させようと思って、事前にホットケーキミックスを買っていたのに、すでに夫はホットケーキミックスの存在を知っていた。もっと上手い場所隠せば良かったなぁ…と思ったが、ホットケーキは美味しかった。

来週の職場復帰まで、のんびり過ごそうと思う。披露宴が無事に済んで良かったという気持ちと、祝福してくれた人達に感謝する気持ちで一杯である。そして「あぁ…これで結婚式関連の雑事から解放される!」という気持ちがあるのも付け加えておかねばならない。「遠足は家へ帰るまでが遠足です」ではないけれど「結婚式は内祝いを贈るまでが結婚式です」と言うのが、私と夫の合言葉。しかしながら、まずは目出度い……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年02月06日(金) 不思議だし、怖いし。
2002年02月06日(水) 自殺の美化に思うこと(クドイ話なので苦手な方は遠慮してください)

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