白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2007年02月06日(火) 待っている時間

2月に入ったばかりだと言うのに近所の御宅の白梅が美しい。

2月という月は1年中で1番寒い季節だと思っていた。たしかサムイル マルシャーク の『森は生きている』という物語の中でも、2月の兄弟は年輩者だったような気がする。3月からはじまる「春」を司る兄弟は若者だったような。今年の2月は私の知っている2月とは少し違うようだ。なんだか、よく分からないけれど暖か過ぎる。

白い木蓮の花が咲きはじめる、春を待つ気持ちがたかまってワクワクしてくるものなのだが、今年はワクワクのはじまりが少し早いようだ。たぶん気候のせいだと思う。本格的に暖かくなるのはまだ先なのに「今年は、どこの桜を見ようか」なんて事を考えてしまう。なんだか先走り過ぎ。

「待ってる時間」とか「待たされている時間」というものは、じれったいながらも幸せな時間なのだろう。それは出来事だったり、あるいは人間だったりその時折によって変わるのだけど。その先に素敵な何かの予感があるから、待っていられるのだろう。

明日も暖かい1日になるそうな。このまま暖かくなるとは思えないのだけど、しばらくは2月の暖かさを楽しもうと思う。良い1日になるといいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年02月06日(月) 披露宴〜新婚生活
2004年02月06日(金) 不思議だし、怖いし。
2002年02月06日(水) 自殺の美化に思うこと(クドイ話なので苦手な方は遠慮してください)

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