2月に入ったばかりだと言うのに近所の御宅の白梅が美しい。
2月という月は1年中で1番寒い季節だと思っていた。たしかサムイル マルシャーク の『森は生きている』という物語の中でも、2月の兄弟は年輩者だったような気がする。3月からはじまる「春」を司る兄弟は若者だったような。今年の2月は私の知っている2月とは少し違うようだ。なんだか、よく分からないけれど暖か過ぎる。
白い木蓮の花が咲きはじめる、春を待つ気持ちがたかまってワクワクしてくるものなのだが、今年はワクワクのはじまりが少し早いようだ。たぶん気候のせいだと思う。本格的に暖かくなるのはまだ先なのに「今年は、どこの桜を見ようか」なんて事を考えてしまう。なんだか先走り過ぎ。
「待ってる時間」とか「待たされている時間」というものは、じれったいながらも幸せな時間なのだろう。それは出来事だったり、あるいは人間だったりその時折によって変わるのだけど。その先に素敵な何かの予感があるから、待っていられるのだろう。
明日も暖かい1日になるそうな。このまま暖かくなるとは思えないのだけど、しばらくは2月の暖かさを楽しもうと思う。良い1日になるといいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。