「私は専業主婦になったんだなぁ…」と改めて思った。
7月の半ばに退職して家にいるので厳密に言うと、その時から専業主婦になっていたのだけれど、安静を強いられていたので「専業主婦生活」と言うよりもむしろ「病人生活」だった。先週、金曜日に安静が解除された直後に連休があったため曜日感覚がズレていたのと、2ヶ月の安静生活で身体が萎えてしまっていて「用事をする→横になる」の繰り返しで、安静生活から抜け出したという感覚が薄かったのとで、専業主婦になったという実感が沸かないでいたのだ。
今朝、夫を送り出してようやく「専業主婦になった」という実感に身を浸した。
仕事をしている頃は「専業主婦になったら今まで出来なかった家事をしたり、手抜きをしていた部分を見直したりしよう」と、あれこれ脳内ドリームを展開していたのだけど、今はまだ「バリバリ身体を動かす」ってことが出来ない状態なので、素敵な専業主婦と言うよりも、むしろダラダラな専業主婦って感じである。掃除してはゴロリ。台所に立ってはゴロリ。買い物に出掛けてはゴロリ。それでも安静生活から脱出して5日目ともなると、少しずつながらも身体が回復しているのを感じる。
生まれて初めて社会から一歩引いた生活をすることになるのだけれど、果たして私は専業主婦に向いているのかどうなのか。いままでそういう立場になった事がないので皆目検討も付かない。家のことをするのは大好きだけど「家にいたらイライラしちゃう」と思ってしまうのか、それとも「もう2度と外で仕事するのは嫌だわ」ってくらいに馴染んでしまうのか。専業主婦という立場を自分がどんな風に受け止めるのか、ちょっと楽しみだったりする。
もっとも、しばらくは慣れない子育てに手一杯で、そんな事を考える余裕なんて無いだろうけれど。
出産までの短い時間、ダラダラ専業主婦を満喫させてもらおうと思う。それにしても自分が「主婦」とか「母」とか呼ばれる立場になるなんて思ってもいなかったので我が事ながら不思議な感じだ。素敵な専業主婦になれるかどうかは謎だけど、真摯に取り組んでいきたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。