雲間の朝日に想うこと


< 追い付けるでしょうか >


二歩も、
三歩も、
後ろを歩いて居る事に。

全く、
気付けなかったから。



慌てて。

必死に、
走り始めた心算だけれど。






案外、
丘の上は遠くて。


未だ、
距離を縮めて居るか否かすら、
曖昧の儘。









其れでも。






見える足許を見つめ、
脚を留めずに、
前を追い続ける事が。

開けた視野に繋がる術だと、
知って居るから。






眼前の一歩を。

其の先の十歩を。


丁寧に、
丁寧に、
踏み続けて居るのだ。

























一度閉じた箱を、
もう一度開ける怖さも。

昇華出来ぬ想いも。


此の身に、
刻まれて在るけれど。





今は、
無理矢理にでも閉じ込めて、
進む事が。

きっと、
追い付く為の近道だと、
そう想うのだ。






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2009年08月29日(土)


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History
2007年08月29日(水) 不変は真でしょうか
2004年08月29日(日) 解答が既に在るから言える事ですか
2001年08月29日(水) 真剣な相談には答えられませんか



< 真似だから剔れるのでしょうか >


其処に宿る意図や意味を、
理解出来よう筈も無いのだけれど。


少なくとも、
其れが、
愛情表現の一つに位置する物だとは。

肌で感じるのだろうか。




其れとも。

唯、
言の葉を使いこなす自身の腕を、
披露したいのか。















其の大人ぶった態度に、
思わず、
爆笑しながらも。




互いの想いに根付く問題を、
浮き彫り、
剔って来たのは。

常に、
娘の滑稽な言葉で在ったと。



ふと。

想いを巡らす。






















 「ろくびょうだけいいよ。」

娘が。

姫の口付けを許容した。

















嫌々、
渋々。


 「一秒だけね。」


俺を許容する、
其の姫の姿を真似て。






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2009年08月19日(水)


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2006年08月19日(土) 悪しき依存でしょうか
2005年08月19日(金) 共に育て行く気は無いのですか
2004年08月19日(木) 啀み合って別れたからでしょうか
2001年08月19日(日) 素直になれれば楽ですか





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