雲間の朝日に想うこと


< 変わらぬ深さで居られていますか >


例え、
此れが最期と想い窮めながら、
想い逢ったとしても。

其れが、
如何程残存するのだろうか。




上書きされ行く記憶の、
其の中に。

或いは、
欠片は残り続けるのだろうか。




其れとも。




治る迄はと、
願掛けに施した封を。

三年振りに解いた、
其れ故か。













別に、
残って居なかったとしても。

もう一度、
逢わせれば良いだけの事だけれど。





其れでも。




其処に居続けた様な感触が、
在り続ける魅惑に。

ふと、
溺れ掛ける。






















腕の中で。


 「変わって無いよ?」


上擦る声で応える、
あの子の。

其の、
振る舞いも。









変わって無いね。





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References
 Jun.19 2015, 「知らない振りが要るのでしょうか」
 Sep.21 2014, 「狡いのは何方でしょうか」







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2018年03月18日(日)


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History
2008年03月18日(火) 其の弧が少しは緩むでしょうか
2007年03月18日(日) 想う儘に届くでしょうか
2006年03月18日(土) 図星だった故なのでしょうか
2004年03月18日(木) 護れぬ約束でしたか
2002年03月18日(月) 冗談だと言い切りますか
2001年03月18日(日) 想いの強さが問題なのか





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小坊主
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