雲間の朝日に想うこと


< 歩く力を持てるのですか >


其処に、
其の立ち姿が在る事の意味と。

其処に、
自身が並び在る事の意味と。



其の両者を、
天秤に掛けるとすれば。

自身の想いなど、
歯牙にも掛ける事は無い。





其れ故に。





其の微睡みの世界で。

一歩、
一歩、
歩みの在る事へ。


切なさに同居して。

嬉しさが、
止め処なく溢れ出るのだろうか。

















其れとも。



唯。

其れだけ、
絶望的だと想って居るからか。























あの子は。


 「お散歩する夢を視たの。」
 「でも・・・。」


自身の脳裏で。

望みを、
半分だけ叶える。




俺とは、
違う雄と寄り添いながら。





















現実は。


 「お散歩できるくらいに快復を祈っていたけれどね。」
 「小坊主ちゃんも治れってずっと願っててくれたのかもね。」
 「今は車椅子でも移動できないよ。」


確かに、
望みの極薄い話なのだから。







せめて、
夢の中では。

一緒に、
歩かせて貰えないのかな。





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References
 Dec.26 2016, 「自らは獲れぬ光でしょうか」
 Feb.12 2016, 「望まぬ目先を謀るのですか」







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2017年04月18日(火)


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History
2015年04月18日(土) 消えた理由は消したでしょうか
2007年04月18日(水) 想えば想う程壊れるのでしょうか
2006年04月18日(火) 遅れても届く想いでしょうか
2005年04月18日(月) 毎年一度は過去に還ると言う事ですか
2004年04月18日(日) 想いを封じて聞けませんか
2003年04月18日(金) 予感は正しいのですか





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