雲間の朝日に想うこと


< 遅れても届く想いでしょうか >


為すべき課題の、
蓄積量が。

最大容量に近付く時には。



自身の動力源を、
最大限に、
稼働させる為に。


発熱し。
興奮し。
発汗し。

自身を、
戦闘状態に置くから。







自身は、
より戦闘に適した状態へと、
遷移し。



例え、
望まなくとも。


比較的簡単に、
怒気を、
発するのかも知れない。









其れ故に。





片側に、
傾き掛けた天秤へ、
手を添えて。

そっと、
元の位置に戻す様にと。




待ち望んだ季節が、
描いた、
薄桃色の画に。

想いを、
託したけれど。











戦闘状態に在り。

娘を抱えて、
必死に歩く姫には。


 「花なんか見る余裕ないわよ!」
 「重いんだからね!」


直ぐに、
想いは届かないのか。













昼過ぎ。


やや遅れた感の在る、
此の地の桜を。

まるで、
真似るかの様に。








 「今朝は花見の余裕もなくてごめんね。」
 「朝の時間、楽しく出勤しないとダメだな。」


姫の想いは、
遅れて届くんだね。






↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)


2006年04月18日(火)


----------
History
2005年04月18日(月) 毎年一度は過去に還ると言う事ですか
2004年04月18日(日) 想いを封じて聞けませんか
2003年04月18日(金) 予感は正しいのですか





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL