雲間の朝日に想うこと


< 浮かんだ自身は死に神でしょうか >


其の脳裏に出没して、
自身の介在出来ぬ空間迄をも、
専有したいと。

希う事が在るけれど。




其の領域は。

恐らく、
個性の一部に類する物で。


其れ其れに。

想いに依らず優先される特徴を、
備えて居るのだろう。







其れ故に。





願えど願えど顕れぬ自身は、
寧ろ好ましい事で。



普段と異なる、
其の姿は。

余り愉快では無い予感を、
呼び覚ますのか。























 「夢で見たよ。」



珍しく、
俺の姿が微睡む脳裏に映されたと。

あの子は、
伝えて来た。





















 「夢で見たよ。」
 「一度逢いたかった。」
 「声も聞きたかった。」
 「もうだめみたい。」

















際に浮かぶ姿は。




古来より。

想いを区切る刻限の呼水と、
言うけれど。





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References
 Oct.22 2014, 「何時か微睡みを想えるでしょうか」
 Jul.04 2013, 「其処迄酷い雄でしょうか」







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2016年02月13日(土)


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History
2007年02月13日(火) 値段の分からぬ雄でしょうか
2006年02月13日(月) 勢力争いでしょうか
2005年02月13日(日) 鋭いからこその棘では無いのですか
2004年02月13日(金) 弁解の為の縛めでしょうか
2003年02月13日(木) 素直な肌で抱き合えますか





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小坊主
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