自身の為した振る舞いに、 応じて。
其の報いを、 受けるものだから。
自身の希う想いは。
其れを贈り続ける事から、 始まるのだ。
言い換えれば。
外へ出たい。
帰りたい。
渇望する其の想いを、 謀り、 為す事は。
恐らくは。
何らかの謀として、 姿を変え。
自身を傷めて終わるに、 違いない。
「小坊主ちゃんとと居る時以外は。」 「ほぼ演技で生きてきたからね。」
そう口にする、 あの子は。
そうして。
都合の良い演技ばかりを、 撒き散らし。
挙げ句、 自身の傍に招き続けて来たのだろうか。
「お迎え来て貰える人。」 「頭の中で探し中。」
許されぬ帰宅に。
抗する術を巡らす、 あの子へ。
「先生はさ。」 「迎えに来る人を求めてる訳じゃ無いでしょ?」
既に分かり切って居るで在ろう理由を、 敢えて突き付け。
必死に、 自重を促した。
今、 誰かを利用すれば。
逆に利用されて終わる事位、 理解して居て。
其れでも。
其の場から、 離れたいのだろうけれど。
---------- References Dec.29 2015, 「明けない年は無いのでしょうか」 Oct.13 2015, 「在り得ぬ未来が力に為りますか」
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