雲間の朝日に想うこと


< 在り得ぬ未来が力に為りますか >


自身を取り巻く其の、
要素は。


一つ、
一つ、
個別に動いて居る様に見えて。

少しずつ、
共鳴し合って居るから。




何か其の一つだけを、
取り除く事は。

案外、
難しいのだけれど。









其れでも。









自身に巣喰う苦痛の、
せめて、
其の一つだけ。

蓋が、
出来れば。




少しは。

其の先が灯る様に、
想えるのだ。










深く奥底の闇に。

其の身が、
囚われて居るが故に。




















あの子は。


 「病気鬱が治ったら。」
 「明るい未来の夢が見られる?」


自身の陰を、
一つ。

吐き出して寄越す。





 「双極性に上塗りなんだけれど。」
 「やっぱり死ぬまで治らないよね。」


其の可能性が、
極めて低い事を知りながら。






















 「見られるかも知れないね。」


答えに為らぬ答えを、
返す事も。

安易に、
無責任に、
確度の低い答えを返さぬ事も。




きっと。

分かって居るんだろうな。






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2015年10月13日(火)


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2012年10月13日(土) 幸せに値するのでしょうか
2006年10月13日(金) 想いの派生が育みましたか
2005年10月13日(木) 飲料に喧嘩を売る気でしょうか
2003年10月13日(月) 何番目の貝殻代わりですか
2002年10月13日(日) 俺は出たらいけませんか
2001年10月13日(土) 貴女の心はどこにありますか





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