同一の行為が、 自身の、 活力源として振る舞うのか。
其れとも、 自身を蝕み行くのか。
天秤は、 常に揺れ動いて居るから。
何れ程、 相手を想う故の振る舞いでも。
時に、 相手を傷付けるのだけれど。
相手を想う故の、 行為では無く。
例え、 自分本位の行為でも。
何故に、 相手の想いを、 揺り動かして了うのだろうか。
飽く迄、 一時帰宅で。
直ぐさま、 飛び出ねば成らぬ俺を。
絡め取り。
「ジュースを飲むのと。」 「ちゅぅちゅぅするのと。」 「どっちが大事なのよ!」
半ば強制的に振る舞う、 姫の姿は。
間違い無く、 姫本位の行為なのに。
「ちゅぅで気持ち良くなった方が。」 「小坊主だって気分良く講義できるでしょ!」
何時の間にか。
俺を想う故の、 振る舞いで在るかの様に、 想えるのだ。
少し、 腕を上げた? |