賞と、 罰と。
其の何れが、 自身を、 より駆動し進ませるのか。
其れなりに。
解の在る問いだけれど。
日々の駆動に報いる、 燃料なのか。
怠惰を棚に上げた、 禁忌の褒美か。
益無き歩みへの、 正当な評価か。
努力への、 不当な無報酬なのか。
其れは。
一意的には、 定まらないのかも知れない。
「あのね。」 「私の誕生日位に逢おっか。」
「ん?」 「初志貫徹しないと。」
「鞭ばかりにしてから。」 「小坊主の気が落ちてる気がして。」
「そうだよ。」 「だから逢いに行ったんだろうが。」
頑なに閉じて居た扉を。
あの子は、 唐突に開け掛ける。
楽な方へ、 楽な方へ、 流れて了い勝ちで在る事も。
真だけれど。
忍耐や我慢ばかりで。
徐々に、 徐々に、 壊れて終う事も。
十分、 真足り得て了うね。
---------- References Dec.30 2014, 「逢えば壊れる想いでしょうか」 Jan.01 2015, 「諦めた新年なのでしょうか」
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