雲間の朝日に想うこと


< 其の輪に意思が居るのでしょうか >


其処に、
刻み込まれて居るのは。

飽く迄、
形式に他ならなくて。


新規に、
或いは継続的に、
注ぎ込まない限りは。

其処に、
想いは宿らないのだ。





其れ故に。




其処に、
如何なる意思が隠ろうと。

其処に、
如何なる意思も無かろうと。


注視すべきは。

飽く迄、
其の指では無いのかも知れない。













けれども。



証足る輪を、
定められた指から外すと言う、
其の行為は。

明確に、
契約の破棄を意味するのだ。



















何カ月振りだろうか。



娘の臍の緒と共に、
無造作に、
箱に収められて居た、
証の輪が。

姫の、
薬指に戻った。

















右の、
薬指だけれど。





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References
 Aug.23 2006, 「其の輪は柵の象徴なのでしょうか」







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2007年01月20日(土)


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History
2006年01月20日(金) 歪な形も想いに足り得るでしょうか
2005年01月20日(木) 捜させる事に違いは無いでしょうか
2004年01月20日(火) 支え足り得る雄ですか
2003年01月20日(月) 必死に覚えたのですか





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小坊主
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