望みが叶えられる事に。
歓びが、 生じるのだろうか。
其れとも。
希みが見出される事に。
悦びが、 産まれるのだろうか。
何方も。
実利と、 味気と、 其の双方の均衡を、 伺いながら。
為人を想う事に、 他ならないのだけれど。
其処に向かう想いの向きと、 得られる応えは。
或いは、 相容れないのかも知れない。
長靴と、 懐炉と。
求められる儘の、 去年より。
淡い頃の、 当時を想い返す。
神童の出生地の夜景に認めた、 言の葉は。
知り得た嗜好を、 反映した。
細々とした小片を組み重ねる、 木の創り物は。
少しは。
深みを与える想いに、 為っただろうか。
「サンタのパズルに興味津々。」
「好きでしょ。」
「うん。」 「去年のと並べてみたよ。」
あの子の、 見出された希みと共に。
昨年と、 今年とを、 並べた画が届く。
多分、 此の儘使われずに。
来年一緒に、 御目に掛かるのだろうけれど。
---------- References Jul.02 2003, 「口を封じてしまいましたか」 Dec.22 2013, 「想い入れの多い長靴でしょうか」
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