雲間の朝日に想うこと


< 逢えば壊れる想いでしょうか >


幾度も、
幾度も。

補給の途絶えた環境を、
強いられ、
乗り越える事で。


想いは。

永久機関化するのだろうか。



其れとも。



其の、
信の一文字の強靱さが。

其処迄、
自身を駆動出来るのか。











少しずつ磨り減らす、
日々の中で。


時折、
其処に注がれる力水は。

互いの燃料に、
他ならないけれど。





何度も、
何度も、
其の想いを飲み込んで。

無理矢理、
溶かして閉まう為に。


燃料には依存しない、
動力源を。


奥底に据えたのだろう。




















此処を超越して、
高みに、
辿り着ければ。

強く在れるのだろうか。
















 「直ぐ傍に居るのに遠いね。」

 「もうバイバイが嫌なん。」

 「強いね。」

 「うちより先に音を上げんといてね。」

 「御飯食べにも行かないの?」

 「逢わないよ。」



僅か、
地下鉄数駅の距離に、
在りながら。


あの子は。

逢わぬ意思を突き通した。


















水筒に、
もう水は足さないと。
宣言された上で。

砂漠を、
前へと歩むのは。


案外。

骨が折れそうだね。





----------
References
 Nov.27 2014, 「もう少し離せると言うのでしょうか」
 Sep.22 2014, 「最後の最初は後幾つ在りますか」
 Sep.18 2014, 「待ち伏せしても良いでしょうか」







↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)


2014年12月30日(火)


----------
History
2011年12月30日(金) 逆なら少しは楽なのでしょうか
2009年12月30日(水) 巧みに歪められましたか
2003年12月30日(火) 其の俺は俺では無いのでしょうか
2002年12月30日(月) 想像妊娠ですか





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL