雲間の朝日に想うこと


< 何処迄迫って来て居るでしょうか >


本来ならば。


飽く迄、
互いの意思が其処には在って。

其の二つの意思が、
折り合い、
並立する筈なのだけれど。





時に。

意思の他方を無視し、
一方のみを物差しにする輩が、
在るから。


其処に触れぬ様。

そっと、
身を隠す。











其れは。

唯、
時間稼ぎに過ぎないと、
知って居ながら。


























 「あっちゃったよ。」
 「振り切ってきたけれど。」


平静を装う、
あの子の電信に。

慌てて、
電話したけれど。







 「大丈夫か?」

 「うん。」
 「まだドキドキしてる。」

 「後ろ見ながら?」

 「うん。」
 「様子見ながら帰って来たよ。」
 「だから大丈夫。」


其の、
あの子の言の葉が、
大した根拠に基づかぬ事を。

俺も、
あの子も、
理解して居るのだ。
















何処迄、
つけて来ただろうか。


もう。

息を潜める毎日など、
送って欲しくは無いのに。





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References
 Aug.30 2011, 「届かぬ距離も護れませんか」







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2011年12月22日(木)


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History
2005年12月22日(木) 視線を逸らす訳が在るのでしょうか
2004年12月22日(水) 滞る想い故に増幅するでしょうか
2003年12月22日(月) 一つ一つを大切に出来ていますか





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