雲間の朝日に想うこと


< 視線を逸らす訳が在るのでしょうか >


一つ、
一つ、
記された問いは。


飽く迄。

状態や危険度を、
把握する為で。




決して。


互いの、
想いの確かさを。

調査する問いでは、
無いのだけれど。









何故に。



自身の振る舞いを。

一つ、
一つ、
顧みて了うのだろうか。











凛として。

揺らぐ事の無い筈の、
信念に。




何ら。

恥じる事など、
無いのに。














 「夫は協力的ですか。」
 「『はい』と『いいえ』だって。」
 「いいえにしてみる?」


何時もの、
悪戯心で輝きを増した、
姫の瞳に。






 「そう想うなら。」
 「いいえにしたら?」


余裕ぶった、
言葉を吐きながらも。


少しだけ。

自身の視線が泳いだ事に、
気付く。











産科の待合室で、
質問紙に、
答える時間が。

自棄に長かった。


2005年12月22日(木)


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History
2004年12月22日(水) 滞る想い故に増幅するでしょうか
2003年12月22日(月) 一つ一つを大切に出来ていますか





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