眼前に在る課題を、 一つ、 一つ、 解決する事で。
歩みを、 進めて行くのだけれど。
其の解決策には。
時間の経過を不可欠とする事柄も、 少なくない。
言い換えれば。
課題を、 課題として具体化させないから。
夢物語を囁き。
諸処の問題を、 目を瞑って遣り過ごせるだけなのだ。
歩みの、 其の速度の決定権を、 奪われた時。
消えた解決策が、 想いを、 喰らって終う時。
果たして。
死屍累々の残骸を、 眼を見開いて凝視する気概を、 持てるのか。
持てぬのなら。
其れは、 想いの虚像で在って。
端から、 想いですら無いのだと。
多分。
天から教えられて居る。
何れ程、 深く想い続けられるとしても。
飽く迄、 刻は有限だ。
---------- References Jul.02 2013, 「生殺与奪と言う事でしょうか」
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