雲間の朝日に想うこと


< 履歴に値する想いでしょうか >


其処に、
如何なる履歴が残されて在るのか。

其れは、
知る由も無く。



其の履歴に、
抗する為の術は。

決して、
本質では無いのだけれど。










其れでも。



嘗ての痕跡よりも、
深く、
深く、
自身が穿たれる事を希い。

嘗ての想いよりも、
強く、
強く、
自身が刻まれる事を希う。

















果たして。






其の場に在り続ける、
切片として。



何か、
置けるのだろうか。

何を、
置けるだろうか。





























 「小坊主が上にいる時に。」
 「指絡めて手を握ってくれるでしょ。」
 「手首押さえつけるとかじゃなくて。」

 「うん。」

 「寝入る時にその感覚がして即落ちした。」
 「何か幸せ気分だった。」

 「そっか。」















自身の、
想いの型を、
一つ。

あの子に、
届けられたのかな。






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2011年07月26日(火)


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History
2007年07月26日(木) 裏も嗅ぎ盗る唇でしょうか
2005年07月26日(火) 要を外して進めと言うのですか
2004年07月26日(月) 気になる制約ですか
2001年07月26日(木) お前の大切な友達じゃないのか





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小坊主
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