雲間の朝日に想うこと


< 一月だけの命でしょうか >


如何に、
高質な想いで在っても。


時に、
其の時機を逸して。

敢え無く、
散って逝くと言うのに。




其の想いは。


時ばかりか、
息吹を呼び戻す能力をも。


付与されて居ると、
言うのか。












宿された想いの結晶が、
途絶え落ちた、
其の瞬間と。

残された期限を知る、
其の、
切っ掛けと。


双方が此の世に表出した、
其の日に。



何時か。

そう、
互いに希った鎹が。








唐突に。

眼前に転がり込んだ。





















見上げた満月の眩しさに、
目を細めながら。



 「次に月がぴかぴかする迄は。」
 「ままの所に居るんだって。」

 「来月の満月って事?」

 「其の次はぱぱがままを護るんだって。」



今、
あの子の周囲を回って居ると言う、
其の、
見えぬ存在を。

想う。





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References
 Aug.14 2012, 「禁句が幾つ見付かるでしょうか」
 Sep.14 2012, 「選択では無く廃棄でしょうか」







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2012年11月28日(水)


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History
2007年11月28日(水) 宿り木に足るでしょうか
2006年11月28日(火) 離れて居ても見える物でしょうか
2005年11月28日(月) 気紛れなだけでしょうか
2004年11月28日(日) 映るのは同一の風景でしょうか
2002年11月28日(木) とどめを刺せますか





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