矛盾に満ちた想いは。
其の想いが、 如何に、 純度が高かろうと。
想いを続ける為に、 常に、 灰色で在らねば為らないのだ。
其れ故に。
ずっと、 ずっと、 騙された儘で。
欺かれた振りを、 して居るだけなのだろう。
自身が、 忠告だけする立場に居るか。
其れとも、 解決する立場の、 当事者か。
其の違いを、 知覚して居るが故の。
逃げ。
「前みたいに。」 「私を見てよ。」
外面に騙されず、 不思議と、 内面を見透かして来た、 此れ迄は。
今も、 此の手に在るけれど。
きっと。
欺かれる事無く、 あの子の芯を持ち出した、 其の瞬間に。
俺自身が、 追い込まれて終うね。
---------- References Nov.18 2012, 「探る必要も無い事でしょうか」 Oct.08 2012, 「要らない癖でしょうか」 Aug.02 2004, 「挑発の応えに成り得る質でしたか」
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